アルカディアの巨人「バトラー永岩」が入団
(049) 2024/11/23 シングルマッチ
アルカディアのトップレスラーを充実させる一環で親団体から移籍。隼田・秦野と同期。
2mを超える巨体から出されるダイナミックな技が魅力。
入団緒戦は中堅ヒールで頭角を現してきた天神を相手にタイマン勝負。
パッと見、バトラーの方がヒールに見えるが実際に元暴走族で入団するまではかなりヤンチャしていた。
そこそこのラフファイトをするが今のところヒールではない。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
× 天神 剛輝 | vs | バトラー永岩 ○ |
13分 55秒
ハリケーンドライバー → 片エビ固め
3分過ぎ、天神がロープを背にしたところに永岩の強烈な顔面キックが炸裂してそのまま場外転落。
かつてない大味な攻撃に場内は驚きの声でいっぱいになる。
天神を軽々と回すジャイアントスイングは7回転。膝蹴りをして再度ジャイアントスイングは8回転。
三半規管が狂った状態でSkull Endで天神は意識が朦朧となる。
12分を過ぎてようやく回復してきた天神がブリザードスープレックス、ビクトル膝十字固め、ジャーマンスープレックス、再度ブリザードスープレックスと連続攻撃を叩き込みカウント2.9、再度ジャーマンスープレックスで2.9と追い込むが反撃もここまで。永岩が高々と持ち上げてから落とすハリケーンドライバーで3カウント。
(050) 2024/11/24 タッグマッチ
バトラー永岩の2戦目。
若林との争いが焦点。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
× 庄司 達也 若林 闘次 | vs | 北村 玲央 バトラー永岩 ○ |
23分 24秒
ハリケーンドライバー → 片エビ固め
前戦同様、永岩が叩き付ける、回す、叩くの大暴れ。高く溜めがあるブレーンバスターですら必殺技に見えてしまう。
最後は自コーナー前で永岩が庄司にセントーン・アトミコ、必殺技のハリケーンドライバーで3カウント。
若手団体対抗シングル
(051) 2024/11/24 シングルマッチ
両団体のスピードを売りにした若手レスラー同士のシングルマッチ。
毒霧や金的攻撃がありながらの一進一退のハイスピードバトルに。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
○ 横水 健太 | vs | 飛田 大成 × |
20分 53秒
片羽絞め
飛田は金的攻撃をしながら外道クラッチやビンタ攻撃で横水をいたぶりを掛ける。
反撃に出た横水はシューティングスタープレスでカウント2.9。
20分過ぎ、横水がフラついているところに飛田の毒霧攻撃。横水の顔が緑で染まり、視力を失ったエルボーが空を切る。
場外で視力を回復してからリング上に戻った横水が反撃。片羽絞めで飛田がギブアップ。
King of Arcadia選手権前哨戦
(052) 2024/11/26 6人タッグマッチ
King of Arcadia王者の新井が持つベルトへの挑戦が決まったカイザー金岩。
カイザーとしては前哨戦となる本試合でチャンピオンにダメージを与えておきたいところ。
そんな背景があるこの試合は、新井が集中攻撃を受ける凄惨な試合展開に発展する。
6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負
○ 天神 剛輝 桜塚 漸 カイザー金岩 | vs | 高西 京介 神崎 卓斗 新井 聖那 × |
28分 5秒
スターネスダストα → 踏みつけフォール
ゴング前、カイザーが天神に耳打ち。何かを指示しているようだ。
序盤、高西が天神の凶器攻撃で流血。
これは青コーナーの罠で、救援に入った新井に対しても天神の凶器攻撃が襲い、新井が大流血に。
流血で意識が朦朧とする新井は精彩を欠いてしまい、カイザーからネックハンギングツリーで屈辱の吊るし上げにあい、その後もカイザーと天神の連携攻撃の餌食になるなど集中攻撃を受ける。
2人が流血している赤コーナーは神崎が奮闘するが、勝負どころで毒霧を被弾。
天神と新井の争いとなったところで天神がスターネスダストαを決めて踏みつけフォール。チャンピオンに返す力が残っておらず3カウント。踏みつけられながらの3カウントフォールはプロレス雑誌の表紙を飾り、新井としては屈辱の前哨戦となった。
次期エースを占う中堅集結のタッグマッチ
(053) 2024/11/28 タッグマッチ
中堅4名によるタッグマッチ。
西畑は前回の3WAYマッチで秦野に丸め込まれて敗戦したのでリベンジしたい。
そして、ベルトを狙う習志野と隼田も加わり熱戦に。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
習志野 圭 × 西畑 陽馬 | vs | 秦野 明夢 ○ 隼田 和希 |
33分 24秒
ヒールホールド
試合中盤に隼田が捕まり波状攻撃を受けてしまうが何とかカウント3を回避して切り抜けて、終盤は温存していた秦野がスパート。
最後は動けなくなった西畑の足を捕まえた秦野がヒールホールドでギブアップ勝ち。
秦野はパワーでまっすぐ攻める西畑に対し、巧みなテクニックで2連勝。
エースの座を巡る争いから一歩後退した西畑はまた苦難が襲い掛かる結果になってしまった。
秦野は西畑に対して思うところがあるようだ。
また、雑誌のインタビューで西畑のライバルである天神が「お前は完全に落ちぶれたな」と答えている記事が掲載された。(視聴者様のコメントから拝借しました。ありがとうございます。)
King of Arcadia選手権 新井 聖那2度目の防衛戦
(054) 2024/11/30 シングルマッチ King of Arcadia選手権
King of Arcadiaチャンピオン新井は2度目の防衛戦。
初代King of Arcadiaチャンピオンを決めるトーナメントの決勝戦と同じカードで、その時の結果は新井がキャメルクラッチで絞め上げてレフェリーストップを奪う。
チャレンジャーのカイザーにとってはその試合のリベンジ戦になる。
前哨戦の6人タッグマッチ、凶器攻撃や金的攻撃の餌食になった新井が集中砲火を受けて無惨な敗北を喫する。
肉体的、そして精神的なダメージが残る中、新井はカイザーとの決戦に挑むのだった。
シングルマッチ
King of Arcadia選手権
時間無制限1本勝負
チャレンジャー × カイザー金岩 | vs | チャンピオン 新井 聖那 ○ |
32分 44秒
タイガースープレックス
新井 聖那が2度目の防衛
リベンジに燃えるカイザーは前哨戦に続き本番でも作戦を考えていた。
試合開始直後に新井のバックを取り、隠していたフォークを取り出し首や肩に突き刺す。
激痛に耐えきれない新井の悲鳴、リングマットには吹き出した血が血だまりとして残る。
ようやく新井が復活したのは9分頃で、エセックス・デストロイヤーを2連発。カイザーは余裕で返してカウント2。
新井がタイガースープレックスを決めれば、カイザーがバックドロップ。
カイザーがラリアットで倒せば、新井がスピアーを突き刺す。
ヒートアップした試合は19分経過。ここで新井がカイザーを抱え上げて掟破りのアルゼンチンバックブリーカー。
長い時間鬼の形相で腰を折り曲げるが決まらず。
怒ったカイザーが本物だと言わんばかりにアルゼンチンバックブリーカーで新井を抱えるがこちらも決まらない。
25分経過しても両者の攻撃は止まらない。新井がエセックス・デストロイヤー、タイガースープレックス、フルネルソンキャメルクラッチ、カイザーがアルゼンチンバックブリーカー。両者共に何をしても勝負が決まる気配がない。
32分経過、さすがに両者共に疲労の色が見える中、新井が最後の力を振り絞りタイガースープレックス。カイザーが返したようにも見えたがレフェリーは3カウントを叩く。
大熱戦となった闘いはチャンピオンの新井がかろうじて勝利して2度目の防衛を果たした。