若林がまさかのリングアウト負け、ホセに対して会場からブーイングの嵐
(210) 2025/09/08 シングルマッチ
秦野をパワーボムで沈めて勢いに乗る若林が次に指名したのはホセ・ロドリゲス。
立体的な攻撃を仕掛けるハイフライヤーを相手にどれだけ対応できるのかを試す。
ホセは庄司との争いに集中したいがこのカードが組まれてかなり不満の様子。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
○ 若林 闘次 | vs | ホセ・ロドリゲス × |
12分 15秒
リングアウト勝ち
試合レポート:road not




ゴングが鳴るとホセが若林を翻弄し優位に立ち回る。
若林も反撃しようとするがホセに切り返され続ける。
焦った若林は雪崩式の技を狙うがホセが体を入れ替え雪崩式スイングDDTでリングに突き刺さる。
ダメージが深いのか打撃応酬でも若林は打ち負ける。




若林を引き起こしたホセはフェイスクラッシャーで叩きつけ足取りエルボーレッグロックで若林の足を攻める。
勢いが止まらないホセはスリングショット・シットダウンパワーボムを決めるが若林はカウント2で返す。




やられっぱなしではいられない若林は掌底アッパーを返すがホセは若林をボディスラムで投げるとフライングラリアット。
得意のトライアングルランサーで若林にギブアップを迫るが若林は耐える。


若林が逆転を狙ってホセをコーナーの上に乗せて雪崩式を狙うが、切り返されDDTを被弾。
続けて背面式落下式フェイスバスターで首への連続ダメージを負う。



若林が必殺技のジャンピングパワーボムを狙うがホセが返して若林が場外に転落。
それを見たホセが側転式トペ・コン・ヒーロ、鉄柵に振られる。
怒った若林が鉄柵に同じように振るがホセが側転で回避し、後転バックフリップで固い床に腰を打ち付ける。


先にホセがリング内に戻るがコーナーに昇り追い打ちでダイビングエルボーアタック。
場外カウントが16・17・・・と進み、18でホセがリング内へ。

ようやく立ち上がった若林だが既にカウント19。
必死にリングに戻ろうとするがカウント20を宣告されてリングアウト負けが確定。

決着のゴングと共に「Viva! Mexico!」(和訳:やったー!勝利した!!)とアピール。
どうやらホセは庄司のことしか頭になく、若林が誰だかわからない様子。
こんなレスラーではなかったはずなのだがどうしてこうなった。
一方で不完全燃焼で終わり、完全に出鼻を挫かれた若林。
次の試合に隼田を指名できず、自分の不甲斐なさに苛立ちながらバックステージを後にした。

タッグベルト前哨戦がスタート、試合後ホセが乱入し庄司とのシングル決定
(211) 2025/09/09 6人タッグマッチ
PNDタッグベルト奪還を目指している隼田に新井が協力表明。
月末のタイトルマッチに向けて前哨戦がスタート。
完全復活した新井が加わり勢いづく正規軍が前哨戦でチャンピオンの庄司・カイザーを追い詰めようとしている。
6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負
庄司 達也 海成 ○ カイザー金岩 | vs | 隼田 和希 × 北村 玲央 新井 聖那 |
25分 41秒
ストレッチプラム
試合レポート:road not





先発は庄司と隼田、庄司がボディパンチ、アトミックドロップと決め、隼田は特に何も出来ず北村にタッチ。
庄司はカイザーにタッチ、先週と同じく北村はカイザーに圧倒されるが何とか新井に交代。
新井とカイザーは互角の戦いを繰り広げると海成と交代したカイザーがサンドイッチラリアットを発射しイスで追い打ち。
腰にダメージを負った新井は隼田と交代、隼田は早速雪崩式の技を狙うがノーダメージの海成はエルボーであっさりと迎撃。




隼田はパワーを活かしてショルダーバスターを海成に決めるが代わった庄司がスナイパー・クロス・フェイスで捕獲。
何とか脱出し北村にタッチした隼田だが庄司のADAMASを食らってしまう。
庄司が腕ひしぎ逆十字固めを決めれば北村も足掛け前転裏膝十字固めと関節の取り合い。
北村が再び足掛け前転裏膝十字固めも脱出した庄司が顔面砕きブレーンバスターで反撃。





試合時間は10分を過ぎ、北村が海成に元祖カッターを決めて新井にタッチ。
新井は海成にペンデュラムボムを決めるとスーパーミサイルキックを決めてフォールするがカイザーがカット。
カイザー、庄司のアシストを受けた海成はシャイニングウィザードを決めてカイザーにタッチ。
カイザーは得意のアックスボンバーを狙うが新井がカウンターのドラゴンスリーパーで捕獲。
しかし、間合いを取った新井を庄司が捕らえカイザーが裏拳を叩き込む。





新井のバックを取ったカイザーは必殺技のぶっこ抜きバックドロップを決めてフォールするが新井の足がロープに届く。
すかさず叩き付けパイルドライバーの体勢にカイザーは入るが北村が救出。
隼田にタッチした新井はサンドイッチラリアットを決めるが隼田はカイザーのストレッチプラムで苦しむ。
場外戦が勃発するとカイザーは硬いマットの上で新井にぶっこ抜きバックドロップ。
カイザーの凶行に新井が思わずイスを取り出すも、我に返り使うことなくリングに置く。





隼田と北村のW.ブレーンバスターが庄司に決まると北村は足4の字固めでギブアップを迫る。
リストクラッチエクスプロイダーで北村を投げた庄司は必殺技のファイヤースタースプラッシュを投下するが惜しくもロープ。
タッチを受けて隼田と海成が出てくると隼田のスピアーが炸裂、海成の後ろにいた庄司に……。
「止まれない男」の隼田がコーナーの海成にボディアタックを決めるが海成が場外に投げ捨てコースアウト。




海成が隼田を逆落としで叩きつけるが隼田もエルボーで海成をダウンさせる。
代わった新井が隼田とのW.ブレーンバスターを決めると得意のフルネルソンキャメルクラッチで捕らえるが海成は何とか耐える。
庄司が新井にカウンターの裏拳からスリーパーホールドも北村がカット。




海成とカイザーのツープラトンを防いだ隼田はスピアーを発射するもそこには誰もいない。
新井は庄司のリストクラッチエクスプロイダーで自分が持ってきたイスの上に投げられ大ダメージ。
庄司はリバースチンクラッシャーからフランケンシュタイナーで丸め込むが北村がカット。
タッチを受けたカイザーがストレッチプラムで隼田を捕らえ隼田がギブアップ。

試合が決まった余韻に浸る間も無く、ホセ・ロドリゲスの入場曲が流れて本人が登場。

ホセが庄司にシングルマッチを再度要求。
とうとう試合にも乱入するようになり、業を煮やした庄司が受諾するが敗者1ヶ月間マスク剥奪マッチを要求。

かつてマスクを奪われ力を失ったホセだが即答で受諾。
その代わりに、ホセが勝利した場合は庄司が”ダークネス・タツヤマスク”というリングネームに変更した上で黒いマスクを被るように要求。
あまりにもダサい名前と斬新な試合形式に会場からは失笑が漏れるが、とにかく次週に敗者1ヶ月間マスク剥奪/マスク被りマッチが行われる事が決定した。

タッグタイトルマッチの前哨戦1戦目を落とした隼田だったが、腰の痛みは何のそのバックステージでは元気いっぱいで声が出ている。
カイザーは今回も前哨戦で隼田を痛めつけていく算段のようだ。
大流血の神崎が天神の呪縛を打ち破る、天神のPNDヘビー級挑戦が白紙に
(212) 2025/09/10 シングルマッチ
天神の凶器攻撃で流血してから不調が続く神崎。
PNDヘビー級を戴冠した西畑に挑戦表明した天神に対し、無理矢理割り込みシングルマッチを要求。
前回は前哨戦として組まれたタッグマッチで流血しながら庄司からギブアップを奪い勢いに乗る。
天神は神崎をさっさと撃破してPNDヘビー級ベルトの正式な次期挑戦者になりたい。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
ノーDQ金網マッチ
○ 神崎 卓斗 | vs | 天神 剛輝 × |
21分 41秒
ウイニングローズブレイカー → 乗っかり式片エビ固め
試合レポート:road not





決戦のゴングが鳴ると天神が即座に凶器攻撃、振りほどかれてももう1度凶器を突き刺すと神崎は開始から20秒で流血。
場内からは悲鳴やブーイングの他に「もっとやれ!」というファンの声が入り乱れる。
天神が打撃で優位に立つが神崎が徐々にボディスラム連発で反撃すると天神が凶器で反撃。
膝十字固めを決めた天神に対して神崎はフライングボディアタックを狙うが天神がかわして神崎はリングに全身を強打。




試合時間は5分を過ぎ、天神が人工衛星ヘッドシザースホイップで神崎を投げると神崎の傷口をフェイスカットで追い打ち。
天神をエルボーでダウンさせた神崎はコーナーからダイビングボディプレスを投下するも天神はギリギリでかわす。
神崎は天神に飛びつきカッターを決めるが神崎の右腕が有刺鉄線バットの上で地味にダメージ。
スナイパー・クロス・フェイスで天神を捕らえた神崎はすかさず必殺技のウイニングローズブレイカー、天神はカウント2で返す。
天神はコーナーでのナックルアロー連打から凶器攻撃と神崎の傷口を更に抉る。





打撃で打ち勝った天神は得意のブリザードスープレックスもカウント2。
神崎の竹刀を叩き落として天神がもう1度ブリザードスープレックスもこれは神崎がロープブレイク。
神崎も机の破片で天神に1撃、天神もVトリガーで神崎を撃ち抜き有刺鉄線バットで攻撃も神崎は避ける。
天神は神崎を金網にぶつける荒業、神崎もウイニングローズブレイカーを返すがダメージからかフォールにいけない。
気合で立ち上がった神崎は再びウイニングローズブレイカーも天神はカウント2で返した。




天神は急所蹴りから机の破片を神崎の頭にフルスイング、更に神崎の頭をコーナーに叩きつけ今度は有刺鉄線バットをフルスイング。
天神は必殺技のスターネスダストαを炸裂させるがフォールにいけない。
互いに有刺鉄線バットで殴り合うと天神がスモールパッケージホールドで丸め込むがカウント2.9。
神崎もウイニングローズブレイカーを返すがカウント2で天神は返す。
神崎のジャーマンスープレックスをロープブレイクした天神は再びスターネスダストαも神崎はカウント2.9で肩を上げる。




天神が振り抜きストレートからサッカーボールキック、神崎もバックドロップを返すとダブルダウン。
天神がイスで殴打からスターネスダストα、勝負ありかと思われたが神崎は返して天神は驚愕の表情。
ならばと毒霧を吹きつけた天神だったが神崎はドロップキックを決めた。
天神は神崎を無理矢理起こしてイスでぶん殴り、机の破片で殴るも神崎は立ち上がり続ける。



神崎は串刺しジャンピングエルボーからフェイスクラッシャーで叩きつける。
この試合5発目のウイニングローズブレイカーを決めると天神は返せず神崎が死闘を制した。

神崎はファンと西畑に感謝を伝えると更に上を目指していくと宣言。
天神はPNDヘビー級の挑戦が白紙に、怒りの表情で退場していった。
高西がPODヤングウェーブベルトを戴冠、横水は防衛できず
(213) 2025/09/11 シングルマッチ
ヤングドリームリーグ2025を優勝して初代PODヤングウェーブチャンピオンになった横水の初防衛戦。
3WAYマッチで海成と飛田を撃破して名乗りをあげた高西が挑戦する。
なお、ヤングドリームリーグ2025では垂直落下式DDTで高西が勝利。
チャンピオンの横水は唯一負けた相手なだけに雪辱を晴らしたい。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
PODヤングウェーブ選手権
○ 高西 京介 | vs | 横水 健太 × |
24分 26秒
ラ・エスパルダ
高西が第2代PODヤングウェーブチャンピオンに
試合レポート:road not




ゴングが鳴ると横水が低空ドロップキックで先制。
横水が膝を入れれば高西も膝へのエルボースタンプを返す。
高西のボディスラムで横水が場外に落ちるが高西は追撃せず。
横水をロープに振った高西が飛びつき前方回転エビ固めで丸め込むがカウント0。






試合時間は5分を過ぎ、横水は場外からイスを取り出すが高西のローキックで取り落とす。
横水はコーナーで高西を踏みつけ挑発するとグラウンドヘッドロックで絞っていく。
横水がロメロスペシャルを決めれば高西はスリーパーホールドを決めて削り合い。
スーパー・キックを決めた横水は得意のシューティングスタープレスを投下もカウント2。
高西はラ・マヒストラルで丸め込むが横水は冷静に対処。






横水がコーナーの高西にサマーソルトキックを決めれば、高西はカウンターのサイクロンホイップを決めてカウント2。
高西のエルボーの連打には横水はスーパー・キックで顔面を撃ち抜く。
横水は再びシューティングスタープレスを決めるがカウント2で高西は返す。
高速マシンガンキックを叩き込んだ横水だったが高西がカウンターのドロップキックをズバリと決める。





横水はコンプリートショットで高西をイスに叩きつけるが疲労からか次が続かない。
得意のデスティーノを決めた横水に高西も再びドロップキック。
横水がスーパー・キックから踵落とし、スクリューハイキックと立て続けに決めるが疲労でフォールにいけない。
横水はマンハッタンドロップから高西のバックを取るが高西のカンガルーキックが顔面直撃。






横水が飛び膝蹴りを決めれば高西もドロップキックで横水の後頭部を撃ち抜く。
スワンダイブミサイルキックも決めた高西だったが横水がシューティングスタープレスを投下、高西はロープを掴んでブレイク。
高西はスタナーから満を持して必殺技の垂直落下式DDT、しかしフォールにいけない。
高西は再びスタナーを決めるとダイビングボディプレスを投下、横水は王者の意地で返す。
ならばと高西は横水をイスの上にセットし再びダイビングボディプレスも決まらない。
横水は前方回転ミサイルキックを決めるも高西がラ・エスパルダで丸め込みカウント3、熱戦に終止符が打たれた。

防衛に失敗した横水は素直に敗北を認めるがリベンジを誓う。
新王者となった高西はDDTで決められなかったことを悔やむもベルトと共に成長することをファンに宣言した。