ヤングドリームリーグ2025 3日目

(190) 2025/08/03 シングルマッチ

ポイント獲得が出来ていない同士の対戦。
先輩の飛田だがこのシングル対決は2戦2敗。先輩として意地をみせたい。

シングルマッチ
20分1本勝負
ヤングドリームリーグ2025

○ 飛田 大成vs北村 玲央 ×

13分 2秒
ダブルローテーションムーンサルトプレス → 体固め

試合レポート:road not

飛田がラフを中心とした攻めを展開すれば北村は脚攻め中心で対抗。
北村が飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決めると打撃応酬も互角。
元祖カッターも決めるなど北村がペースを握ったかに思えたが飛田がブレーンバスターで場外に落とし強引に流れを戻す。

5分過ぎ、飛田がDDT2連発で北村にダメージを与えるが北村も躍動感たっぷりのフライングボディアタックを決めた。
飛田がロンダートカンガルーキックを決めると得意の腕ひしぎ逆十字固めで北村にギブアップを迫る。

劣勢の北村は逆片エビ固め、足4の字固めと立て続けに決めるが疲れたところに飛田の膝突き蹴りを受けてダウン。
チャンスとみた飛田は素早くコーナーに上ると必殺技のダブルローテーションムーンサルトプレス!
北村はカウント2で返すが飛田はホイールバロードライバーで追撃、北村はこれもカウント2で返す。
状況を打開したい北村はダイビングボディプレス2連発からノーザンライトスープレックスを決めるが飛田はカウント2.9で返す。

試合時間は10分を過ぎ、飛田のカナディアン・デストロイヤーで北村がリングに突き刺さる。
攻め手を緩めない飛田は再びホイールバロードライバーを決めるが北村はカウント2.9で返した。
北村は裏足4の字固めで逆転を狙うが飛田は耐える。
飛田はDDTで北村を寝かせるとこの試合2発目のダブルローテーションムーンサルトプレスで3カウント。

飛田がハイスピードな試合展開で待望の1勝、最終戦は学生時代からの友達の高西だがリングの上では関係ない。
北村は2連敗で脱落が決定、優勝争いの高西と海成相手に意地を見せたい。

(191) 2025/08/04 シングルマッチ

意外にシングルは初対決。
2連勝で波に乗る横水。
ここで勝利すればほぼ優勝と言える。
アウトドアーズメンバーが好調の中、ネクドリの代表格である高西としては絶対に負けられない。

シングルマッチ
20分1本勝負
ヤングドリームリーグ2025

× 横水 健太vs高西 京介 ○

13分 58秒
垂直落下式DDT → 片エビ固め

試合レポート:road not

高西が横水をロープに振っての胸張り手で先制。
脇固めも決めた高西は気合十分、負けじと横水もグラウンドヘッドロックを返す。
高西がボディスラムで叩きつければ横水も踵落としと譲らず。

高西が打撃中心で攻めれば横水も打撃で返す意地の張り合いが続き5分経過。
横水がボディニーリフトで高西を倒すと得意の片羽絞めに捕らえる。
何とか逃れた高西が一本背負いで反撃するとエルボーの連打から正面飛びドロップキックをヒットさせる。
横水がグラウンドヘッドロックで捕らえるが脱出した高西がラ・マヒストラルで丸め込むもカウント2。

横水をサイクロンホイップで投げた高西だったが疲れが見える。
高西を寝かせた横水はコーナーから屈伸式ダイビングボディプレスを投下。
高西が冷静にロープに手を伸ばしてブレイク。
飛び膝蹴りで高西を撃ち抜いた横水に対して高西が反撃の垂直落下式DDT!横水はカウント2.9で肩を上げる。
ならばともう一度垂直落下式DDTを決めたが横水はまたもカウント2.9で返した。

横水も得意のデスティーノ、飛び膝蹴り、剃刀ブレーンバスターとラッシュをかけるが狙いすました飛び膝蹴りは空振り。
その隙をついた高西がカウンターのドロップキックで横水を吹っ飛ばす。
高西のスタナー、ハイアングルドロップキックを食らっても立ち上がり続けた横水だったがこの試合3発目の垂直落下式DDTは返せず高西が3カウント奪取。

横水は勝てば優勝が大きく近づく1戦だったが高西の勢いに押し切られ足踏み。
最終戦は海成とのアウトドアーズ対決、先輩の意地を見せたい。
高西は優勝戦線に残る大きな1勝。
ネクドリ勢の生き残りとしてアウトドアーズの優勝を阻止できるか。

隼田がカイザーに雪辱するがカイザーは無視

(192) 2025/08/06 タッグマッチ

両陣営のトップクラスのレスラーが集うタッグマッチ。
新井に力の差を見せつけられた桜塚だが逆襲を狙う。
復調気配の新井とタッグベルトを落としたが全く気にしていない隼田がヒール・アウトドアーズ連合軍を撃破して各ベルト奪取への足掛かりとなるか。
また、小さな亀裂が生じているヒール・アウトドアーズ連合軍の動向にも注目。

タッグマッチ
時間無制限1本勝負

○ 隼田 和希
新井 聖那
vs桜塚 漸
カイザー金岩 ×

22分 5秒
ドラゴンスリーパー

試合レポート:road not

先発は隼田と桜塚、桜塚が打撃で優位に立ったまま両者タッチ。
カイザーと桜塚のサンドイッチラリアットが新井に決まると、カイザーが新井をブレーンバスターで場外に落とす。
早速イスを取り出したカイザーだったが新井は冷静に回避。
リングに戻った新井にカイザーがいきなりの旋回式アームスラムとパワーで押していく。

試合時間は5分を過ぎ、桜塚がブレーンバスター3連発を決めれば隼田は卍固めを返す。
タッチを受けた新井がW.ブレーンバスターを決めればカイザーも桜塚とのサンドイッチラリアットをお返しする。
カイザーがダウンした新井の腰をイスでグリグリ(桜塚も体重を掛けてアシスト)。
カイザーがGTRを2連発で決めるとたまらず新井は隼田にタッチ。

10分過ぎ、隼田がショルダーバスターを決めるがカイザーの猛攻で失速。
隼田がカイザーに卍固めを決めるがタッチを受けていた桜塚にがら空きの顔面を殴られた。
勢いに乗る桜塚はバックドロップ、逆落としとラッシュ。
両者タッチから新井が腕ひしぎ逆十字固めを決めればステップオーバーアームブリーカーを返すカイザーと意地の張り合い。
入って来た隼田とサンドイッチラリアットを決めるとダイビングボディプレスをカイザーに投下。

試合時間は15分を過ぎ、カイザーが隼田に急所蹴り、痛みに耐えて隼田がバックドロップを返した。
隼田が得意のポップアップジャンピングボムを桜塚に決めるがカイザーがカット。
新井が桜塚をダウンさせると隼田がコーナーに上るが距離が遠く断念、気を取り直して飛びつきDDTを決めた。

タッチを受けた新井がフルネルソンキャメルクラッチで桜塚を捕らえるが耐えた桜塚はタイツ引きパイルドライバーで反撃。
カイザーが新井に閂スープレックスからストレッチプラムを決めるが隼田がカット。
隼田がかち上げエルボースマッシュでカイザーを吹っ飛ばすとドラゴンスリーパーで捕獲、カイザーがタップして隼田の勝利となった。

PNDタッグ王者のカイザーから勝利した隼田はタッグベルトへのリマッチを要求。
カイザーは隼田の要求を無視するも、先日はパートナーの庄司がホセに敗れているだけにタッグベルトの動向にも注目が集まる。

若林が秦野からギブアップ勝ちを奪取、西畑のベルト挑戦に妨害を予告

(193) 2025/08/07 タッグマッチ

PNDヘビー級タイトルマッチの前哨戦第2ラウンド。
執拗な首攻めによりチャンピオンの永岩にギブアップ負けしてしまった次期挑戦者の西畑。
タッグパートナーの秦野と組み、寝返りにより復活した永岩・若林タッグに挑む。

タッグマッチ
時間無制限1本勝負

× 秦野 明夢
西畑 陽馬
vs若林 闘次 ○
バトラー永岩

28分 7秒
ジャストフェイスロック

試合レポート:road not

先発は秦野と若林、若林が打撃でやや優勢で両者タッチ。
気合十分の西畑はボディスラムで永岩を叩きつけ、ラリアットでなぎ倒す。
秦野が永岩にボディスラムで投げられそうになるが西畑がカット、秦野は頂点から墜落し結局ダメージ。
若林はチンロックで西畑の首を痛めつけ、打撃も西畑の首を中心に狙う。
序盤から押され気味の秦野は若林にカナディアンカッターを決めるが永岩組の合体カッターで倍返しされる。

秦野に得意のジャンピングツームストンパイルドライバー、西畑にハイアングルドロップキックと永岩が大暴れするが、西畑も強烈な逆水平チョップで反撃。
永岩のジャイアントスイングでぶん回された西畑は若林にも逆水平チョップを放つが目が回って威力が大幅ダウン。
タッチを受けた秦野は西畑とのサンドイッチ延髄斬りからダイビングギロチンドロップを若林に投下するとレインメーカー式Vトリガーをヒットさせる。

秦野は蹴りを中心に永岩を攻め、カナディアンカッター2連発。
西畑は永岩を投げまくるが永岩は効いてないと言わんばかりに若林にタッチ。
西畑は若林に得意の開脚跳びスプラッシュもロープブレイク。
若林も得意のオクラホマスタンピードを返すと、代わった秦野にパイルドライバーからジャストフェイスロックを決めた。
秦野を救出した西畑だったが永岩のジャンピングツームストンパイルドライバーで首にダメージ。

若林のフライングラリアットは空振りに終わり、秦野が得意のフィッシャーマンドライバーも永岩がカット。
永岩の隙をついた西畑は必殺技のサンセットデストロイヤーを炸裂させた。
大外刈りバスター+バックドロップの合体技を永岩に決めたが、永岩は投げっ放しジャーマンスープレックスで秦野、頭掴みラリアットで西畑を倒すと西畑にも投げっ放しジャーマンスープレックス。

若林にトリプルブレーンバスターを決めた西畑だったが、3発目を狙った瞬間、永岩のエルボーがクリーンヒットしダウン。
何とか秦野にタッチした西畑だったが、若林は止まらず西畑の眼前でバックドロップからの必殺技ジャンピングパワーボムを秦野に決める。
カットした西畑は前回の反省を活かして永岩の方を向いたまま「ヨッシャ行くぞー!」と観客にアピール。
無事に観客を盛り上げた西畑は永岩のバックを取るが急所蹴りで返され悶絶。

何とか復活した西畑は若林にドラゴンスープレックス、永岩にバックフリップと決め、永岩に串刺しラリアットを見舞うも永岩の頭掴みラリアットで1回転。
永岩は再び西畑の急所を蹴るとぶっこ抜きベリー・トゥ・バックでぶん投げる。
場外戦は互いに決め手を欠くが永岩が西畑に必殺技のハリケーンドライバー!秦野のカットが間に合う。
両者タッチから西畑は若林に串刺しラリアットを狙うが避けられ自爆。
秦野をダウンさせた若林がジャストフェイスロックで捕獲すると秦野は無念のタップ。

先輩の秦野を狩った若林は正規軍を1人ずつ潰すと宣言、西畑のPNDヘビー挑戦も妨害すると言い放つ。
西畑は永岩への挑戦よりも若林を先に排除すると言うものの、首のダメージに不安が残る。