ヤングドリームリーグ2025 2日目

(186) 2025/07/27 シングルマッチ

若手によるシングルリーグ戦「ヤングドリームリーグ2025」の2日目。
1戦目になる高西と、飛田をうまく丸め込み1勝した海成の対決。
スクールボーイで丸め込まれて負けている高西がリベンジを誓う。

シングルマッチ
20分1本勝負
ヤングドリームリーグ2025

△ 高西 京介vs海成 △

20分 0秒
時間切れ引き分け

試合レポート:road not

ゴングと同時に高西がドラゴンスクリュー、脚へのエルボーで先制。
負けじと海成もショルダーアームブリーカー2連発を返す。
互いに譲らない打撃戦から高西がドロップキック、スリーパーホールド、飛びつき前方回転エビ固めと決めるがカウント1。

海成が払い腰2連発、ボディスラム、ジャンピングエルボードロップと返していく。
高西もスリーパーホールド、ドラゴンスクリューと決め、打撃応酬でも打ち勝つ。

5分過ぎ、海成が脇固めで高西の腕を攻めていく。
海成は逆エビ固めも決めたが高西はすぐに脱出。
海成がエルボーの連打と逆回し蹴りで攻めれば、高西もエルボーの連打から飛びつきコンプリートショット。
逆落としも決めた海成だったが攻め疲れで後が続かず。

高西の飛びつきコンプリートショットを避けた海成が必殺技の前転式飛びつき腕ひしぎ逆十字を決めるが高西がロープブレイク。
高西をコーナーに振った海成はジャンピング背面エルボーからランニングネックブリーカードロップ。

低空ドロップキックも決めた海成だったが疲れたところを高西に捕らえられ必殺技の垂直落下式DDTを食らう。
カウント2で海成が返すと払い腰からリバースフランケンシュタイナーで高西をマットに突き刺した。

10分過ぎ、高西がDDTから飛びつきコンプリートショットを決めると得意のラ・エスパルダ。
海成はカウント2.9ギリギリで返すと逆回し蹴りを狙うが高西のエルボーが後頭部にクリーンヒットしダウン。

高西がエルボーの連打で攻めるが海成もコーナーに振ってジャンピング背面エルボーを決めるとストンピング連打。
ロープに振られた海成が高西の張り手をガードするも高西が2発目の垂直落下式DDT、しかし海成が直ぐに立ち上がる。
海成との打撃応酬に打ち勝った高西が得意のダイビングボディプレスを投下するが海成が避けて豪快に自爆。
スタナーを2連発で決めた高西だったが海成も逆落としで返す。

15分過ぎ、コーナー上でポーズを決めた海成はダイビングボディアタックを投下するも高西の右手がロープを掴む。
海成が逆さ押さえ込み2連発も高西がカウント2で返す。
スタナーを決めた高西が逆エビ固めを決めるが海成は何とか耐える。

この試合3発目の垂直落下式DDTを決めた高西だったが海成は3カウントを許さない。
海成が飛び膝蹴りラッシュから前転式飛びつき腕ひしぎ逆十字を決めるが高西はタップしない。
海成が再びダイビングボディアタックも高西はロープブレイク。
高西もスタナーからダイビングボディプレスを投下するが海成もカウント2で返す。
海成がシャイニングウィザードから3度目のダイビングボディアタックを放つが高西の右足がロープに届く。

試合時間残り1分、海成が逆落としを決めれば高西もエルボーの連打。
高西が得意のジャーマンスープレックスも海成がカウント2で返す。
高西がボディスラムで海成を叩きつけるがここで時間切れのゴング。

若手リーグ戦開催を要求していた高西は海成へのリベンジはならず痛いドロー発進となった。
海成も目標の全勝優勝こそ無くなったが大健闘のドローで1点獲得。

(187) 2025/07/28 シングルマッチ

1勝の横水と1敗の飛田。
決め技の切れが増した横水が勢いに乗って圧倒するか注目。
足元をすくわれ取りこぼした飛田としてはここで1勝して踏み止まりたい。

シングルマッチ
20分1本勝負
ヤングドリームリーグ2025

○ 横水 健太vs飛田 大成 ×

11分 21秒
シャイニングウィザード → 乗っかり式片エビ固め

試合レポート:road not

ゴングが鳴ると互角の攻防を繰り広げ、横水がグラウンドヘッドロックからコーナーに振った飛田にエルボーの連打。
飛田も横水の顔を肘でグリグリとヒールらしさを発揮。
横水も足刈りラリアットで飛田を倒すと馬乗りナックルアローとこっちも悪い。

飛田はコーナーに横水を振ると胸張り手の連打、デジャヴも決めて横水を投げる。
横水もグラウンドヘッドロックから剃刀ブレーンバスターを返す。

5分過ぎ、横水がグラウンドヘッドロックで飛田を削っていく。
飛田も横水をコーナー近くで倒すとダイビングギロチンドロップを投下。
横水がロメロスペシャルで飛田を捕らえるが飛田はロープブレイク。

飛田も足へのDDTから横水の後頭部に低空ドロップキック。
横水は首極めアームロックからグラウンドヘッドロックとしつこく攻めていく。
飛田がタイチ式外道クラッチで丸め込むがカウント2。

低空ドロップキックから走ってのエルボードロップを決めた横水に対し飛田はブレーンバスター。
再び首極めアームロックを横水が決めるが飛田も反撃のファルコンアロー。
飛田は毒霧を横水に炸裂させるが横水は首極めアームロックで飛田の腕を痛めつける。

10分過ぎ、高速マシンガンキックで飛田をダウンさせた横水は必殺技のシャイニングウィザードを決めるが飛田はカウント2.9で返す。
ならばとコンプリートショットからもう一度シャイニングウィザードを決めてカウント3。

シャイニングウィザード2連発で勝利し2連勝と一歩抜け出した横水。海成と共にアウトドアーズの好調が目立つ。
飛田はアウトドアーズ2人に連敗、早くも崖っぷちとなってしまった。

ホセがマスクを取り戻し丸め込みで庄司にリベンジ

(188) 2025/07/30 タッグマッチ

マスクを取り戻したホセと調子を取り戻しつつある新井がタッグを組み、ヒール・アウトドアーズ連合軍の次世代金髪タッグと対決。
ホセとしては庄司に散々やられてしまっているのでここで意地をみせたい。

タッグマッチ
時間無制限1本勝負

○ ホセ・ロドリゲス
新井 聖那
vs庄司 達也 ×
天神 剛輝

26分 16秒
前方回転エビ固め

試合レポート:road not

先発はマスクを取り返したホセと新PNDタッグチャンピオンの庄司という因縁のマッチアップから。
怒りに燃えるホセがローリングソバットやヘッドロックで庄司を攻める。
両者タッチで新井と天神が出て来ると天神と庄司のW.ドロップキックが新井にヒット。
新井が天神を2度ロープに振るが2度とも天神が勢いで突き飛ばす。
新井が天神にショートレンジラリアット、ゴリラスラムを決めてホセにタッチ。
ホセが新井とのサンドイッチラリアットを天神に決めると打撃応酬でも打ち勝つ。

5分過ぎ、ホセは庄司にバックエルボー連打、フライングニールキックを放ち新井にタッチ。
新井が庄司にショートレンジラリアット、チョップドロップ、足4の字固めと流れるように決めていく。
庄司も顔面砕きブレーンバスター、腕ひしぎ逆十字固めと返すとサミングを決めて天神にタッチ。
新井もホセにタッチするが天神の凶器攻撃で流血。
天神はホセにロメロスペシャル、急所蹴りと決めると凶器攻撃でホセも流血させる。

10分過ぎ、庄司は新井に足4の字固めを決めた後ADAMASを投下する。
新井もニークラッシャーで庄司の動きを止めると飛び膝蹴りをヒットさせる。
新井がチンクラッシャー、チョップドロップと決めるが庄司がリストクラッチエクスプロイダーでぶん投げる。

庄司はタッチを受けて出てきたホセにサミングを決めるが新井にドラゴンスクリューを食らってしまう。
庄司が天神にタッチするとW.ドロップキックをホセに決めて庄司が足4の字固めを決める。
打撃で優位に立った天神が凶器攻撃を狙うがホセがオーバーヘッドキックで返す。

15分過ぎ、天神が振り抜きストレートをホセに決めるとVトリガーでホセの後頭部を撃ち抜く。
ハンマーロックDDTを決めた天神は庄司にタッチすると庄司がホセをレフェリーに激突させる。

庄司はホセを挑発しコーナーに振るがホセは脱出して新井にタッチするとサンドイッチ延髄斬りを決める。
新井が必殺技のエセックス・デストロイヤーを決めると庄司は効いてないと言わんばかりに立ち上がるがすかさず新井がペンデュラムボム。
庄司もハワイアンスマッシャーを返すが新井がニークラッシャーからスピアーを突き刺す。

得意のフルネルソンキャメルクラッチで新井が庄司を捕らえるが庄司は何とか耐える。
新井は庄司に得意のタイガースープレックスも決めるが天神がカット。
天神とのW.ドロップキックを決めた庄司は必殺技のファイヤースタースプラッシュを投下するが新井がロープブレイク。
ホセが後転バックフリップを決めて新井からタッチを受けるとローリングソバットラッシュを叩き込んだ。

20分過ぎ、庄司がようやく天神にタッチするがツープラトンを防がれるとホセが必殺技の捻り式ムーンサルトプレスを天神に決める。
ロープを掴んで返した天神はVトリガーを決めるがホセも後転バックフリップを返す。
Vトリガーを避けられた天神はホセのスーパーラナを食らってしまうがカウント2で返す。
ビクトル膝十字固めで天神がホセにギブアップを迫るがホセも耐える。
庄司がリストクラッチエクスプロイダーでアシストすると天神がミサイルキックを決める好連携。
ホセが新井にタッチすると新井がギロチンカッターを決めるが天神も急所蹴りで反撃し庄司にタッチ。
天神が振り抜きストレートを新井に決めると庄司がフランケンシュタイナーを狙うが新井は冷静に回避。
新井がチンクラッシャー、飛び膝蹴り、喉笛チョップ連打と攻めると2発目のエセックス・デストロイヤー、しかし新井はフォールにいけず。

25分過ぎ、新井がホセにタッチすると庄司が新井にADAMAS。
ホセにもADAMASを決めたが新井がカットしてフルネルソンキャメルクラッチ。
天神がリング中央でダウンさせたホセに庄司が近づくとホセが前方回転エビ固めで丸め込んで電光石火の3カウント!

PNDタッグチャンピオンとしての初陣だった庄司だったが新井の猛攻にペースをつかめずホセに屈辱の敗戦。
しかし天神との金髪タッグには手ごたえを感じたようだ。
天神もアウトドアーズは気に食わないながらも庄司とのタッグはやりやすかったと発言。
マスクを取り返したホセは復調の兆し。庄司に一矢報いることに成功。
新井もホセをアシストし調子が戻ってきたようだ。

PNDヘビー前哨戦スタート、西畑が痛恨の敗戦

(189) 2025/07/31 6人タッグマッチ

若林を撃破してPNDヘビーベルトへの挑戦が決まった西畑。
しかし、ヒール軍に寝返った若林とチャンピオンの永岩が西畑潰しに動く。
タッグベルトを失ったが気にせず前向きに闘う隼田にも注目。

6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負

神崎 卓斗
× 西畑 陽馬
隼田 和希
vs若林 闘次
バトラー永岩 ○
習志野 圭

35分 17秒
Skull End

試合レポート:road not

先発は神崎と若林、ヒールターンした若林は黒を基調としたコスチュームに変更。
正規軍の仲間であった神崎に対して遠慮は一切ない。
ベルト戦を控えている永岩と西畑が対峙すると永岩がモンゴリアンチョップ、西畑が逆水平チョップと意地の張り合い。
神崎が永岩に向かっていくがパワーの差で永岩が優勢、ジャイアントスイングでぶん回してみせた。

永岩と若林は西畑に合体カッターを決める昔を思い出させる連携を見せた。
試合時間は10分を過ぎ、西畑と若林、先日激闘を繰り広げた2人の闘いに、西畑がSTFで痛めつければ若林はパイルドライバーで西畑を突き刺して得意のジャストフェイスロックで絞める。

タッグベルトを失ってしまった隼田だが永岩に真っ向から立ち向かいスピアーを決める。
場外戦が勃発すると若林は場外マットに隼田を必殺技のジャンピングパワーボムで叩きつけてしまうとリング上の永岩は神崎の顔面を踏みにじる。
見かねた西畑が入りキャメルクラッチを永岩に決めた。

15分過ぎ、永岩と習志野は隼田にW.ドロップキックを決めると神崎にもW.ドロップキック、神崎は習志野に飛びつきカッターを決めるも習志野が必殺技のバズソーキック!
神崎はカウント2で返す。
やられっぱなしではいられない神崎は西畑にタッチするとW.ブレーンバスターを習志野に決めた。

試合時間は20分を過ぎ、西畑と若林がバチバチとやりあうが隙をついた習志野が西畑に得意の昇天・改を炸裂させる。
神崎が永岩を肩車すると隼田がダブルインパクト式のショルダーアタックを決める大技。
しかし永岩は沈まない、神崎のジャーマンスープレックスはロープブレイク、西畑のクロスアームサンダーファイヤーパワーボムはリバースして神崎を得意のSkull Endで捕らえるがこれはロープブレイク。

神崎からタッチを受けた西畑は習志野のバズソーキックでダウン。
出てきた若林を場外に落とすものの2対1は不利かと思われたが習志野、永岩を投げ飛ばし、戻ってきた若林に必殺技のサンセットデストロイヤーを決めるがこれはロープブレイク。
若林もオクラホマスタンピードで西畑を叩きつけフォールするが神崎がカット。

余力が残っている隼田が「ヨッシャーッ!」と気合を入れてからクロスアームスープレックスで若林を投げるが気合が空回りして若林の足はロープに。
タッチを受けた永岩が必殺技のハリケーンドライバーからダイナマイトニーリフトで隼田を黙らせると西畑にもジャンピングツームストンパイルドライバーを放つ。

試合時間は30分を経過、永岩にも疲れが見える。隼田が習志野にドラゴンスリーパー2連発でギブアップを迫るが習志野は耐える。
止まらない隼田はスピアーからクロスアームスープレックスを決めるが習志野はなんと自力でキックアウト。
タッチを受けた西畑が観客に向けて「ヨッシャ行くぞー!」とアピールすると、背後に忍び寄った永岩が強烈なエルボーからSkull Endで西畑を捕獲し西畑はあえなくタップ。

PNDヘビーの前哨戦は永岩が西畑から直接勝利、西畑は首を痛めたようでベルト奪取へ暗雲が立ち込める。
終始正規軍を圧倒した永岩は余裕の態度。西畑に棄権するよう促していた。