天神が大暴れでリベンジ達成するが満足せず次戦は高西にロックオン

(170) 2025/06/08 6人タッグマッチ

高西に丸め込みで金星を献上してしまった天神。
ライバルの西畑と共に報復を狙う。
前回の4人に神崎と桜塚を加えた6人タッグマッチでリマッチ。

6人タッグマッチ
30分1本勝負

× 西畑 陽馬
高西 京介
神崎 卓斗
vs海成
天神 剛輝 ○
桜塚 漸

19分 53秒
ブリザードスープレックス

試合レポート:蒼龍

高西を付け狙う天神に対して、西畑と高西の2人で対抗。
そんな作戦に苛立った天神はレフェリーが見ていない隙に西畑を凶器で流血に追い込む。
高西は天神よりも海成に負けたくない気持ちが強く、逆エビで痛めつける。

なかなか高西とマッチアップできない天神は八つ当たり的に神崎を流血させ、高西に見せつける。

アウトドアーズ代表の桜塚は西畑を捕まえ足取り垂直落下式ブレーンバスターでいきなり大ダメージを与える。

16分過ぎに場外乱闘。
打撃や関節技が入り乱れる中で、たまたま捕まえた神崎を天神が必殺のスターネスダストα。
リングに戻ってもイスを振り回し怒りに任せて暴れる。

またすぐ場外乱闘になり、高西にストレートパンチ。
救援に入った神崎の脚を捉えてビクトル膝十字固めをキメる。
その最中、リング上では1人で桜塚と海成を相手にしなくてはいけなくなった西畑が捕まる。
蹴る・投げるのリンチ状態。

ようやく試合が落ち着くかと思われたが、ダメージで動けない西畑に戻ってきた天神がブリザードスープレックスでカウント3。
大暴れした天神がリベンジに成功。

試合後、西畑が天神に勝負を持ちかけるが、天神はこれを無視。
高西を十分に料理できなかった腹いせに次はシングルマッチを要求した。

永岩が若林に強さを見せつけ心を揺さぶる、秦野は結果を出せず

(171) 2025/06/10 8人タッグマッチ

バトラー永岩が持つPNDヘビー級ベルトへの挑戦を目指す秦野だが、永岩は同期とはいえ挑戦者として見ていない。
秦野としてはこの試合で永岩の心に火を付け挑戦権を手にしたい。

また、庄司から思わぬ3カウントを獲られてしまい欠場していた新井が復帰。
正規軍の大将として秦野を盛り立てたい。

8人タッグマッチ
30分1本勝負

秦野 明夢
新井 聖那
× 若林 闘次
北村 玲央
vsバトラー永岩 ○
習志野 圭
横水 健太
飛田 大成

26分 27秒
ジャンピングツームストンパイルドライバー → エビ固め

試合レポート:蒼龍

若林に強さを見せつけつつ勧誘続けるヒール・アウトドアーズ連合軍。
やはり狙いは若林で集団でダメージを与え、精神的な揺さぶりを掛ける。
若林だけに任せてはいられないネクドリ正規軍も救援に入り、8人が場外で大乱闘を繰り広げる。

ネクドリ正規軍の新井はヒール軍最若手の飛田を狙ってタイガードライバー、秦野はフィッシャーマンドライバーで習志野、若林は永岩を狙いターゲットが分散してしまう。

試合時間19分過ぎ、飛田が北村の股間を蹴り上げて丸め込み。
ヒール・アウトドアーズ連合軍は救援に入った3人それぞれを分担してカットを阻止する見事な統率で、勝負が決まりかけたが北村が自力で返す。

この乱戦の中、ベルト挑戦を狙う秦野がチャンピオンの永岩にしれっとフィッシャーマンドライバーを決めて、永岩にアピールする。

飛田と北村がやり合いながら、横水も北村にダメージを与えてヒール・アウトドアーズ連合軍の連携が光る。
正規軍はなかなかコンビネーションを発揮できず、加えて新井の動きが精彩を欠き横水からデスティーノを被弾。
秦野も飛田からダブルローテーションムーンサルトプレスをもらってしまい、正規軍はペースをつかめない。

若林と永岩がやり合い、若林がバックを取るが永岩が急所を蹴り上げ、ジャンピングツームストンパイルドライバー。
他のメンバーが正規軍のカットを完全シャットアウトしてカウント3。

パワーに反則攻撃を加えてより強者となった永岩の牙城が全く崩せず、正規軍が手痛い2敗目。
秦野は決してインパクトを残せたとは言えず永岩は相手にしていない素振りだが、正規軍内で挑戦者を決めるように提案。正規軍同士で争いを生み、内部分裂を狙う。

マスクを失いホセが大不調、庄司がホセに圧勝

(172) 2025/06/11 シングルマッチ

カイザーと組みPNDタッグベルトへの挑戦することが決定した庄司。
ハイフライヤーとして技を磨き、ヒールターンして大幅パワーアップして意気揚々とホセに挑戦状を叩き付けた。
ホセは本場のルチャドーラーでネクドリリングではNo.1ハイフライヤーの地位を確立しているが、マスクを失い意気消沈している今、その地位も失ってしまう恐れがある。

シングルマッチ
時間無制限1本勝負

× ホセ・ロドリゲスvs庄司 達也 ○

16分 14秒
スリーパーホールド

試合レポート:road not

試合開始直後いきなりバックドロップでホセが先制。
リストの取り合いから庄司がサミングでペースを握ると、ボディへのパンチ連打、打点の高い膝蹴りを決める。
5分過ぎ、ホセは元祖トライアングルランサー、スリーパー、腹固めと立て続けに攻める。
7分過ぎ、庄司が腕ひしぎ逆十字固めを決めるが、ホセは後転バックフリップで叩きつける。

10分過ぎ、庄司が場外に落としたホセにラ・ケブラーダを発射。
庄司がイスを取り出し襲い掛かるが、ホセは冷静にかわしエルボーの連打。
リングに戻ったホセを庄司がイスを持って追いかけるがホセは強烈なソバット一撃!
悶絶する庄司だったがバックを取ったホセにリバースチンクラッシャーからアトミックドロップ。
悶絶は演技だったようだ。

12分過ぎ、庄司はADAMASを投下もカウントは2、ホセも得意のブルーサンダー式フェイスバスターを決めるがカウント2。
ホセがロープにバウンドさせてから投げる豪快なパワーボムを放つも庄司はカウント2.9で返す。
チャンスと見たホセは後転バックフリップからスワンダイブ高速ウラカン・ラナを決めるがこれは庄司がロープブレイク。
庄司がハーフハッチからファイヤースタースプラッシュを投下するがホセがロープブレイク。

16分過ぎ、庄司がホセをロープに振り、裏拳をヒットさせるとスリーパーで捕獲。
ロープに逃げようとしたホセだったが耐えられずにギブアップ。

試合後庄司は自身を飛び技にテクニックとラフ攻撃を加えた「ハイブリッドハイフライヤー」と主張。
改めてタッグ王座奪取を宣言。
今回もマスクを失った影響からか本領発揮出来なかったホセ。
ベルト防衛に黄色信号の結末となった。

隼田猛攻撃もカイザーを倒せず、ネクドリ正規軍4連敗

(173) 2025/06/12 シングルマッチ

試合に勝った勢いでカイザーにタイマンマッチを要求した隼田。
自分で蒔いた種だがPNDタッグチャンピオンとして負けるわけにはいかない。

隼田のドラゴンスリーパーで早々にギブアップしたカイザーは待っていましたとばかりに試合を受諾。
シングルマッチで隼田に深刻なダメージを与えてベルト奪取を狙う。

シングルマッチ
時間無制限1本勝負

× 隼田和希vsカイザー金岩 ○

21分 7秒
ストレッチプラム

試合レポート:road not

序盤は打撃でわずかに隼田が優勢もブレーンバスターを3回もカイザーに切り返されパワーでは分が悪い。
5分過ぎ、隼田はコーナーでの串刺しカチ上げエルボースマッシュを2連発で決めるが、カイザーはイスで隼田の腰にダメージを与える。
7分過ぎ、カイザーは得意のアルゼンチンバックブリーカーで隼田の腰を痛めつけ更にイスで追い打ち。

隼田は再びブレーンバスターを狙うが腰のダメージからかまたもカイザーに切り返される。
通算6度目のトライでようやく投げ切りカイザーは場外に転落も隼田は追いかけず、少しでも体力回復に努める。
10分過ぎ、隼田は必殺技の侍ドライバー’84を決めるがカイザーはカウント2.9で返す。
隼田は更に雪崩式ブレーンバスターからスピアーをカイザーに突き刺す。
流れを掴んだ隼田だったがカイザーが急所蹴りから必殺技のぶっこ抜きバックドロップでぶん投げる。
気合ですぐに立ち上がった隼田が袈裟斬りチョップの連打から元祖ラリアットを叩き込むがカイザーはロープブレイク。

13分過ぎ、カイザーは場外で再びアルゼンチンバックブリーカーで担ぐが、隼田もファルコンアローで場外マットに叩きつける。
リングに戻ったカイザーが隼田の腰にストンピング連打も隼田が得意のクロスアームスープレックス。
しかし、腰が痛むのかブリッジが低くカウント2、すかさずカイザーがアルゼンチンバックブリーカーを決め隼田は苦痛の表情。
16分過ぎ、隼田が元祖ラリアットを2連発から元祖エビ反り式ダイビングボディプレスを投下。
カイザーが隼田をロープに振ると隼田はレフェリーと接触、すかさずカイザーが叩き付けパイルドライバーで突き刺す。

19分過ぎ、隼田がクロスアームスープレックスを2回決めるがカイザーは3カウントを許さない。
カイザーが旋回式アームスラムで隼田を豪快に叩きつけ、急所に蹴りを見舞うとストレッチプラムで捕獲。
隼田に返す力は残っておらず無念のギブアップ。

試合後のカイザーは次の最後の前哨戦でも隼田の腰を痛めつける宣言、隼田はホセと倍返しすることを誓った。
2025年6月シリーズ(2)はネクドリ正規軍の全敗に終わり、ヒール軍の優位性を表す結果となった。