若手チャレンジシリーズ 飛田 大成と高西 京介

(137) 2025/04/13 シングルマッチ

ヒール軍同士の同門対決。
天神は毒霧を初めいくつかの技を教えている立場だが手を抜かず全力で叩き潰すと公言している。
飛田にとっては初めての流血になる可能性が高く試練の試合になるだろう。

シングルマッチ
若手チャレンジシリーズ
20分1本勝負

× 飛田 大成vs天神 剛輝 ○

14分 57秒
スターネスダストα → 踏みつけフォール

今まで凶器攻撃をする天神を見守ることが多かった飛田。
ゴングが鳴ってから1分でその凶器攻撃を味わうことになる。

初めての痛みを堪えながら相手に関係なく肘で挑発しながらいたぶる飛田。
雲の上の先輩に勝つために高さを活かした立体攻撃を展開する。

天神は教えた技を確かめるかのようにじっくり受ける印象。
幾度も凶器を脳天に突き刺し、飛田がついに流血。

余裕が無くなった飛田はリングの↓から竹刀を取り出し攻撃を試みるが回避され失敗。
反撃として股間を蹴られ悶絶する。

ここから天神の大攻勢。
顔面に強烈なストレートパンチをヒットさせてブリザードスープレックス。
飛田はなんとかカウント2で返す。

飛田はコーナーを使って三角跳びをして延髄にキック。
お返しの急所蹴りからフォールするがカウント2。
諦めずホイールバロードライバーを仕掛けるがロープに足が掛かっていて痛恨のノーカウント。

天神が反撃のジャーマンスープレックスホールドするがこちらもロープに足が掛かっていると見做されてノーカウント。
レフェリーに抗議する天神を捉えて飛田が必殺のダブルローテーションムーンサルトプレス。
先輩越えのチャンスだったが天神がカウント2.9で返す。

手が無くなった飛田。
それを確認したのか天神がフィニッシャーのスターネスダストα。
踏み付けた状態でカウントが入りカウント3。

飛田の成長を確かめるかのように全ての技を受け切り必殺技で仕留めた天神。
はっきりとした実力の差が現れたが成長を感じた天神は満足げな表情をしていた。

(138) 2025/04/15 シングルマッチ

同期の飛田や後輩の北村が金星を獲って活躍し、アウトドアーズの新人の海成がもてはやされている現状において、あまり目立っていない高西。結果を出さなくてはいけない焦りとプレッシャーが重くのしかかる。
相手は波乱に満ちたストーリーを展開する西畑で高西にとっては間違いなく強敵。
はたして勝機を作り出すことができるのか!?

シングルマッチ
若手チャレンジシリーズ
20分1本勝負

× 高西 京介vs西畑 陽馬 ○

12分 55秒
開脚跳びスプラッシュ → 片エビ固め

高西がスリーパーホールドや逆エビ固め、丸め込みで果敢に攻めるが西畑は歴然した差があるパワーの違いをみせつける。
8分過ぎに早々に西畑が必殺のサンセットデストロイヤー。カウント2.9。
高西も歯を食いしばり必殺技の垂直落下式DDTを返すがカウント2。
ここで終わらず自らも必殺技で反撃したのは評価に値する。

高西が打撃で何とか立ち向かい、コーナートップに西畑を設置。
ブレーンバスターを狙うがエルボーで落とされ、そのまま西畑が開脚跳びスプラッシュでカウント3。

やれることは全て出し切ったが高西が完敗。
試合時間は短かったがガッツはみせることができた。

PND vs POD ベテランと若手それぞれの闘い

(139) 2025/04/17 4WAYマッチ

中堅ベテラン+若手の4WAYマッチ。
それぞれ打撃・テクニックに持ち味があるメンツが揃い読めない。
展開次第では思わぬ金星も十分あり得る。

4WAYマッチ(先勝式)
時間無制限1本勝負

○ 北村 玲央
秦野 明夢
vs習志野 圭
海成 ×

18分 13秒
フランケンシュタイナー

4WAYマッチではあるが2つの世代が混ざり北村vs海成、秦野vs習志野の構図になりがちだが、試合に勝つため若手が狙われる展開も可能性がある。

ネクサスドリーマーズのリングで初勝利を目指す海成だが、秦野から必殺のジャンピング延髄踵落としをもらい劣勢。
8分過ぎには北村にも疲労の色が表に出ている。

最後は秦野と習志野が争っている隙に、北村が海成に必殺技のフランケンシュタイナーで捉えて3カウントで勝利。
全体的には秦野が習志野や海成にダメージを与えるシーンが目立ち、北村と海成の争いが熱かった。

カイザーが隼田を相手に怒りの因縁マッチ

(140) 2025/04/17 シングルマッチ

先日の3WAYマッチで隼田にギブアップ勝ちを奪われてしまったカイザー。
試合後怒りのタイマン清算マッチを隼田に突きつける。
長い不調から復活してきた隼田にとっては大チャンスだ。

シングルマッチ
時間無制限1本勝負

○ カイザー金岩vs隼田 和希 ×

17分 33秒
ストレッチプラム

前試合の怒りをぶつけて来るのかと思いきやカイザーが妙に落ち着いた攻撃。
急所攻撃はするものの普段の荒々しいラフファイトが見られない。

隼田はいつも通り序盤から声を出しまくりドラゴンスリーパーやクロスアームスープレックスで攻める。

試合中盤に入り、ようやくカイザーが高さのあるジャンピングパイルドライバーを決めストレッチプラムで絞り上げるが、隼田の攻めが止まらず場外でクロスアームスープレックス。
さすがにカイザーが怒りに火が付きイスで顔面を殴打。

そのままイスをリング上に持ち込むが隼田がかわし、マットの上に置かれたイスに必殺の侍ドライバー’84。
見事な攻撃で決まりそうだったがカウント2.9。

最後は何度も首を絞る攻撃が功を奏してストレッチプラムで隼田がギブアップ。

後半火が付いたものの全体としては隼田の攻撃を確かめるかのように受けたカイザーが貫録勝ち。
隼田はいつも以上に厳しく勝ちにいく攻めだった一方、カイザーはまだ出していない技が多かった印象だ。

試合後、カイザーはPNDタッグチャンピオンとして隼田を挑戦者として指名。
口では弱い奴を挑戦者にして防衛を狙っているとのことだが、実は侍ドライバー on the チェアーにご立腹なのではないだろうか。