飛田と高西の鮮やかな連携でアウトドアーズを撃破
(149) 2025/05/03 タッグマッチ
ネクサスドリーマーズは若手チャレンジシリーズに出ていた若手による争いをテーマに対戦カードを組んでいくと発表。早速組まれたのは高西・飛田の同級生タッグとアウトドアーズのタッグマッチ。
高西は前回新人の海成にシングルマッチでまさかの3カウントを奪われたのでリベンジを狙っている。
タッグマッチ
30分1本勝負
高西 京介 ○ 飛田 大成 | vs | 横水 健太 × 海成 |
15分 46秒
ダブルローテーションムーンサルトプレス → 両手押さえフォール





前回シングルマッチで海成に敗れてしまった高西。
デビューが先であり団体を背負う立場としては連敗は許されない。
そんな高西に応えてパートナーの飛田の動きも良い。

なかなか好転しない試合に痺れを切らして海成がイスを取り出すが、未遂に終わる。
新人でかわいい顔をしながら負けん気の強さを持つ海成ならではの動きだった。




海成が意地をみせる中、先輩として良いところをみせたい横水が高西にミサイルキック。
しかし、高西がすぐ蘇生して飛田にタッチしてエルボー連打で横水をフラフラに。
高西自らがロープに走っているところで、飛田が毒霧。
視界を奪われた横水の背後に高西がドロップキック。
倒れたところに飛田がコーナーポストからダブルローテーションムーンサルトプレス、自力で返されてもう1回でダブルローテーションムーンサルトプレスを決めてカウント3。
ネクサスドリーマーズ勢が見事すぎる連携技でアウトドアーズを撃破した。

2試合連続掟破りで天神が隼田を粉砕
(150) 2025/05/04 タッグマッチ
西畑と天神のライバル対決に注目が集まるが、天神は隼田にタッグベルトを奪われたばかり。
両者に恨みがあるのは間違いない。
天神と組むのはアウトドアーズの庄司。
前試合で西畑とタッグを組み何かを掴み、西畑をリスペクトしているかのようなコメントをしていたが今回は対角線に立つ。金髪で見た目はチャライが温厚で礼儀正しく天神と組むようなキャラクターではないはずなのだが、この対戦カードが持つ意味は何なのだろうか。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
西畑 陽馬 × 隼田 和希 | vs | 庄司 達也 天神 剛輝○ |
26分 11秒
侍ドライバー’84 → エビ固め




ライバル関係の西畑と天神、そしてベルトを奪った隼田と奪われた天神。
それぞれの思いが交錯する。
注目は全く異質な天神と組まされた庄司はタッチワークやコンビネーションも良く特に問題がないようで、前回西畑と組んだ時と同じく天神から何かを吸収する意欲が見られる。




隼田と西畑のターゲットはやはり天神。
隼田は絞め技やタックル、西畑は最近高さが増してきた開脚跳びスプラッシュを天神にぶつける。
天神はスターネスダストαを西畑に炸裂させる。
試合時間20分が過ぎているが、この試合の異変にお気付きだろうか?
天神が一切ラフ攻撃をしていない。
味方の庄司の目を意識しているのか、隼田や西畑に対する精神的な仕掛けなのか不明だが、いつもと明らかに違う天神のファイトに物足りなさを感じる時間帯が続く。



隼田が2連続で庄司にボディプレス。
フォールにはいかずドラゴンスリーパーを狙ったところでチンクラッシャーで反撃され、庄司は天神にタッチ。
リングに入った天神は隼田の必殺技である侍ドライバー’84を掟破りで出し、そのまま3カウント。
タイトルマッチに続き自分の必殺技を天神に掟破りされた隼田。
プライドをズダズダにされる強烈な敗戦となってしまった。
フォールをカットする余裕すらなかった西畑は得意技を出し切れず不完全燃焼。
庄司も天神に合わせることを優先させた印象が強く、ハイフライヤーらしい攻撃でアピールが一切できなかった。
それだけ隼田の不甲斐なさが際立ったということか・・・。
