天神恥ずかしい敗北、がむしゃらに高西がラ・エスパルダで勝ちを手にする

(174) 2025/06/14 シングルマッチ

天神が十分に報復できなかった高西を指名して実現したシングルマッチ。
高西にとっては流血必至の試合になるが持ち前のガッツで跳ねのけることができるか!?

シングルマッチ
30分1本勝負

○ 高西 京介vs天神 剛輝 ×

18分 11秒
ラ・エスパルダ

試合レポート:蒼龍

高西を葬り去ると宣言している天神は試合開始早々に凶器攻撃で流血させる。
傷口をさらにえぐるように攻撃を重ねる。

どうにか喰らい付きたい高西は最近多用しているスリーパーホールドで反撃するが、歴然としたキャリア差により受けに回る。

10分過ぎ、ようやく高西がジャーマンスープレックスを放つが、天神がファイヤーバードスプラッシュでしっかりお返し。
それでもどうにか勝利を目指し必死の丸め込みはカウント2.9。

その後も天神の金的攻撃や毒霧で満身創痍の高西。
しかし、2度目の毒霧を吹こうとして天神がむせてしまうアクシデントが発生。
高西が咳込む天神にソバットを見舞い、ロープに走らせてラ・エスパルダで大逆転のカウント3。

決して諦めず天神のうっかりミスを逃さずしっかり決めた高西が大金星をあげる誰も予想していなかった結果になった。

新井が調子悪いながらも勝利、桜塚と仕切り直しの再戦へ

(175) 2025/06/16 タッグマッチ

アウトドアーズ代表の桜塚が飛田を率いて正規軍の大将の首を狙う。
新井と神崎は初代王者決定リーグからタッグを組む仲で安定した連携ができるが、最近不調な新井がどこまで動けるのかがカギになりそう。

タッグマッチ
30分1本勝負

神崎 卓斗
○ 新井 聖那
vs飛田 大成 ×
桜塚 漸

24分 50秒
フルネルソンキャメルクラッチ

試合レポート:蒼龍

新井と桜塚のタイマンマッチが決まった直後にネクドリヒール・アウトドアーズの共闘が決定したことにより流れてしまったが、チームを引っ張る立場同士として意識せざるを得ない。

どうも新井の動きが悪く神崎に攻撃が集中。
飛田のスピードと桜塚の打撃に翻弄されてしまう。
20分を過ぎてネクドリ正規軍は若手の飛田にターゲットを絞り突破口を探る。

桜塚を場外に落とすと新井がトップロープから場外へのミサイルキック。
珍しい大技に場内が沸く。
桜塚と飛田が2人がかりで新井を攻め立てるが、うまく切り抜けて飛田を捕獲してフルネルソンキャメルクラッチ。
たまらず飛田がタップして新井・神崎組みが勝利。

試合後、桜塚が新井に指を一本立ててシングルマッチを要求。
新井もうなずき、次回仕切り直しのシングルマッチが決定した。

ヒール軍が仕掛けたネクドリ正規軍内の争いは若林が勝利

(176) 2025/06/17 3WAYマッチ

PNDヘビー級ベルトへの挑戦を狙い名乗りをあげている秦野だが、なかなかチャンピオンの永岩を振り向かす結果が出せない。そんな中、永岩がネクドリ正規軍の中で決定戦を行うように提案。
リマッチを目指す若林、上を目指す西畑を加えた勝ち残り方式の3WAYマッチ。
高みの見物をするであろう永岩はこの試合で内部に亀裂が発生することを期待している。

3WAYマッチ
時間無制限1本勝負

○ 若林 闘次
西畑 陽馬
vs秦野 明夢

29分 39秒
ジャストフェイスロック

試合レポート:road not

序盤は3WAYらしく3人の攻撃が入り乱れる展開。
2分過ぎ、秦野と西畑の大外刈りバスター+バックドロップの連携が若林に決まる。
4分過ぎ、若林がいきなり必殺技のジャンピングパワーボムを秦野に決めようとするがこれは秦野がリバース。
秦野と西畑が若林にサンドイッチ延髄斬りを決め、二人は若林から脱落させる狙いか。
7分過ぎ、秦野と西畑が場外でやりあっている間に若林はたっぷりと休憩。
場外から帰ってきた2人に若林がハイフライフローを狙うがどちらにも避けられ自爆。
ダメージを負った若林に西畑が得意のクロスアームサンダーファイヤーパワーボムを狙うが若林がリバース。

11分過ぎ、秦野が若林に必殺技のジャンピング延髄踵落としを決めるがカウント2。
13分過ぎ、若林が秦野に必殺技のジャンピングパワーボム!秦野はカウント2.9で何とか返す。
15分過ぎ、秦野が若林に得意のフィッシャーマンドライバーを2連発も若林は肩を上げる。
秦野が西畑にカナディアンカッターを決め、ダウンした西畑をロープに走った若林が踏んでいくという連携?も見られた。

19分過ぎ、若林が西畑にパイルドライバーを狙うが秦野が逆回し蹴りでカット、助けられた西畑だったがそのまま落下し結局大ダメージ。
23分過ぎ、西畑が秦野にクロスアームサンダーファイヤーパワーボムを決めるが若林がカット。
若林が秦野をロープに振りカウンターでパワースラムを決め秦野から3カウント。

27分過ぎ、若林に場外でパイルドライバーを食らった西畑だったがドラゴンスープレックスでやり返す。
若林がイスを取り出すがかわしてクロスアームサンダーファイヤーパワーボムも場外で決めた。
一気に決めたい西畑だったが大技連発で疲れが見える。
その隙を見逃さなかった若林がペンデュラムバックブリーカーからのジャストフェイスロックで勝負を決めた。

試合後、若林はPNDシングル挑戦へ大きな前進となったが無言で退場。
そして諦めきれない秦野は金網マッチでの完全決着を要求。
次回西畑vs秦野、次々回その勝者と若林がシングルで対戦することが決定した。
永岩の狙い通りにネクドリ正規軍の絆は崩壊してしまうのか、若林の胸中は果たして……。

マスクを失ったホセの動きが悪くヒール軍が2連勝

(177) 2025/06/18 6人タッグマッチ

PNDタッグタイトルマッチの最終前哨戦。
自称「ハイブリッドハイフライヤー」のスタイルで頭角を現しホセをシングルマッチで撃破した庄司が好調を維持して連勝を狙う。
一方のチャンピオンチームの両者は2人そろってシングルマッチで敗北。
隼田は腰の痛みが残っていないのか、ホセはマスクを失い精彩を欠いていた動きがどのくらい戻るのかが気になる。

6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負

隼田 和希
× ホセ・ロドリゲス
北村 玲央
vsカイザー金岩 ○
庄司 達也
習志野 圭

29分 14秒
ストレッチプラム

試合レポート:蒼龍

カイザーがイスで隼田とホセの背中を痛ぶるが、フラストレーションが溜まっているホセはがむしゃらに反撃。
庄司がロープに振ると側転で反転してキックを顔面に炸裂させる。

ホセの奮闘に呼応するかのように隼田もダイビングボディプレスを出して序盤からフルパワーで攻める。

両軍入り乱れる乱戦の中、ホセが習志野にブルーサンダー式フェイスバスター。
習志野が自力で返してカウント2.9。

ヒール軍もカイザーが北村にアックスボンバーを炸裂させ、習志野・庄司がカットを阻止するが、こちらも自力で返してカウント2.9。

隼田がカイザーにポップアップジャンピングボム。こちらもホセ・北村がカットをブロックするが、カウント2。
両軍共に良い位置で勝負を決めようとするがあと一歩で返される。

業を煮やしたカイザーがヒール軍は隼田を自コーナー付近の場外に落とし、カイザーと庄司がイスを持って襲い掛かる。

正規軍はなんとかタッチしてホセがリングインするが、カイザーから強烈なボディーブローとスピアーを被弾。
隼田の必死なカットでカウント2止まり。

ホセが起死回生のスーパーラナを決めるがカウント2。
反撃はここまでで、カイザーがストレッチプラムでホセの首と腰を絞め上げると無念のギブアップ。

チャンピオンチームが前哨戦でまさかの2連敗。
隼田・ホセ共に腰のダメージが蓄積され、次週のタイトルマッチは暗雲が立ち込める。