天神が高西に足元をすくわれ痛い敗北

(166) 2025/06/03 タッグマッチ

神崎に果敢に挑戦したが玉砕してしまった海成。
高西はそんな海成から負けてしまいこのチャンスを逃すまいと意気込む。

タッグベルト争いをカイザーに任せシングル戦線に移行する天神も動き出し、まずは目障りな西畑を排除を狙う。

タッグマッチ
30分1本勝負

○ 高西 京介
西畑 陽馬
vs海成
天神 剛輝 ×

25分 40秒
ラ・エスパルダ

試合レポート:road not

先発は高西と海成、海成がエルボーを打てば高西は蹴り返す打撃戦を展開し両者タッチ。
天神がロープに振った西畑を背後の海成がヒップトスで投げる連携、天神が凶器攻撃も即座にレフェリーに咎められ西畑は流血せず。

5分過ぎ、西畑組がペースを握るも天神の凶器攻撃で高西が流血。
10分過ぎ、海成が執拗な首投げヘッドロックも高西が必殺技の垂直落下式DDT、天神のカットが間に合いカウント2。
西畑がSTFからクロスアームサンダーファイヤーパワーボムも海成がカット。

20分過ぎ、天神が高西にファイヤーバードスプラッシュも西畑が救出。
海成が西畑に必殺技の前転式飛びつき腕ひしぎ逆十字も決まらず、西畑のアシストから高西がミサイルキックも自爆。

25分過ぎ、天神が高西にブリザードスープレックスもロープブレイク、高西が天神をロープに振りカウンターのラ・エスパルダ、海成のカットも間に合わず高西が大金星をあげた。

シングル戦線を任された天神が若手から3カウントを獲られ手痛い躓き。
怒った天神はライバルの西畑に加えて高西にも報復を宣言した。

若林が横水をパワーで粉砕、ヒール軍入りは再度否定

(167) 2025/06/04 シングルマッチ

PNDヘビーチャンピオンのバトラー永岩からベルト奪取に失敗した若林。
ヒール軍からの勧誘を拒否して再起を目指す。
ヒール・アウトドアーズ連合軍は引き続き若林に対して甘い言葉のラブコールを送りながら、若手の横水をぶつける。

シングルマッチ
30分1本勝負

○ 若林 闘次vs横水 健太 ×

21分 52秒
ジャンピングパワーボム → エビ固め

試合レポート:road not

試合開始と同時に横水がいきなりの低空ドロップキック、横水は打撃でガンガン攻め立てるも若林がパイルドライバー、強烈なボディスラムで反撃。

5分過ぎ、若林がオクラホマスタンピードもカウントは2。
横水も屈伸式ダイビングボディプレス、スーパーキック、首極めアームロックと返していく。

横水が片羽絞めでギブアップを迫るが、抜け出した若林が必殺技のジャンピングパワーボムを決めるもカウント2.9。

横水は苦しい展開も打撃に活路を見出し、デスティーノを決めるがフォールに行けず。

若林が猛然とラッシュをかけるが横水は返し、オクラホマスタンピード2連発もカウント2で返す。
食らいつく横水だったが最後はこの試合2発目のジャンピングパワーボムで力尽きた。

試合後のインタビューで若林はヒール軍入り再否定。
正規軍の切り込み隊長として打倒ヒール軍を誓う。

秦野が永岩の首を狙うもヒール軍が勝利、改めて秦野が挑戦表明

(168) 2025/06/05 タッグマッチ

PNDヘビーベルトの防衛を重ねるバトラー永岩。
7月のタイトルマッチまではまだ時間があり誰の手に挑戦権が渡るのか全く白紙の状況だが、防戦に回る正規軍の反抗に向けて同期の秦野が名乗りをあげる。

タッグマッチ
時間無制限1本勝負

× 北村 玲央
秦野 明夢
vs習志野 圭
バトラー永岩 ○

33分 12秒
ハリケーンドライバー → 片エビ固め

試合レポート:蒼龍

永岩討伐に名乗りをあげた秦野。
この試合の狙いはやはり永岩で早速場外に落とすと北村と協力して攻撃しようとするが永岩は冷静に各個撃破で対処。リングに戻ると秦野の顔を靴で踏み付けて挑発。
それでも冷静を保つ秦野は関節技で永岩にダメージを与えていく。

赤コーナーの狙いは若手の北村。
大きく吹っ飛ばす高威力な膝蹴りやドロップキックを北村に炸裂させる。
北村はダイナミックな攻撃で悶絶しながらも、どうにか丸め込みで一矢報うために必死に返す。

初コンビとなった習志野と永岩のコンビネーションは悪くない。
ツープラトンやお互い攻撃をされ続けそうな場面で好カットが多くみられる。

21分過ぎ、永岩が北村にパイルドライバーで勝負を決めにかかり秦野のカットを習志野がブロックするが北村が自力で返してカウント2。
しかし、習志野が昇天・改で追撃。
場外の固いマットに背中を叩きつける非情な攻めで北村がグロッキー状態に。

仲間の北村をいたぶられて黙っていられない秦野が習志野に膝蹴りとダイビングギロチン。
しかし、習志野が自コーナーに持ち込み、永岩の協力を得ながら昇天・改。
大ダメージを負った秦野はたまらず北村にタッチ。

交代した北村はダイビングニードロップを決めるがカウント2で、以降は永岩と習志野の攻撃を1人で受ける苦しい展開に。
最後は乱戦の中で試合権利がない習志野が秦野に昇天・改、試合権利を持つ永岩が必殺のハリケーンドライバーで北村をそれぞれ仕留めて勝負あり。

試合後、秦野は改めて打倒永岩を宣言。
秦野はベルト挑戦を手に入れることができるのか、今後もこの2人の闘いが注目される。

王者組が快勝、隼田とカイザー、ホセと庄司がタイマンマッチへ

(169) 2025/06/06 6人タッグマッチ

カイザーとのマスカラ・コントラ・カベジェラマッチに敗れてマスクを失ったホセ。
ネクドリリングから追放して帰国を狙うカイザーが追撃。
今度は一度獲られたPNDタッグベルトを狙う。

パートナーに選んだのは前回正規軍の大将である新井から大金星を挙げた庄司。
衝撃のヒール宣言は本物だったようだ。
策士であるカイザーはラフ攻撃を教えながら庄司を成長させて勢力拡大を目論む。

6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負

神崎 卓斗
ホセ・ロドリゲス
○ 隼田 和希
vs庄司 達也
カイザー金岩 ×
飛田 大成

27分 59秒
ドラゴンスリーパー

試合レポート:road not

先発は神崎と庄司、2020年デビュー同士互いに譲らず庄司は飛田、神崎は隼田にタッチ。
飛田は隼田をスピードで翻弄し、カイザーにタッチするとW.ドロップキック。
隼田がホセにタッチし、カイザーとホセの因縁のマッチアップに。
マスクを剝がされた怒りでカイザーに向かっていくホセだったが、カイザーのパワーには分が悪く叩き付けパイルドライバーを食らってしまう。

12分過ぎ、庄司がホセにADAMASを投下するがこれはロープブレイク。
ホセもブルーサンダー式フェイスバスターを決めるがカウント2.9、同じハイフライヤーとして二人の意地がぶつかる。
15分過ぎ、隼田が飛田に必殺技の侍ドライバー’84を決めるが飛田はカウント2.9で何とか返す。

18分過ぎ、庄司が神崎に雪崩式ブレーンバスターからのシャイニングウィザード。
両軍入り乱れ神崎が飛田にウイニングローズブレイカー。
神崎と隼田のW.ブレーンバスターで場外に転落した庄司をホセが追いかけるも庄司はイスで殴打。

25分過ぎ、ホセが庄司に捻り式ムーンサルトプレスを決めるが、カイザーがカット。
庄司からタッチを受けたカイザーがホセを痛めつけるがホセは何とか隼田にタッチ。
隼田がカイザーにドラゴンスリーパーを決めるとカイザーが早々にギブアップ。

試合後、隼田が勢いあまってカイザーにシングルマッチを要求。
それを聞き、余った庄司が同じく余っているホセにネクドリハイフライヤーNo.1の座を争うシングルマッチを要求。
マスクを剥がされこの試合でも精彩を欠いたホセは本場のルチャドーラーとして威厳を保つことができるのか。