北村が飛田から2連勝
(153) 2025/05/09 シングルマッチ
シングルは2回目の対戦。 前回は北村がフランケンシュタイナーで飛田を下し、先輩越えをやってのけた。 飛田としては何が何でも2連敗は避けたいだろう。
シングルマッチ
30分1本勝負
○ 北村 玲央 | vs | 飛田 大成 × |
15分 51秒
二回転延髄斬り → 片エビ固め
試合レポート:蒼龍







対北村2連敗は避けたい先輩の飛田。
ハイフライヤーらしく高さを使った攻撃を繰り出し、毒霧攻撃で精神的にも追い込んでいく。
北村は磨きをかけているノーザンライトスープレックスとキック打撃を中心に試合を組み立てる。
最後は北村の延髄斬りが飛田の後頭部にクリーンヒットしてカウント3。
北村が飛田に2連勝。今の若手世代はキャリアに関係がない群雄割拠の時代と言える。

海成が大活躍でうれしい1勝、ネクサスドリーマーズ正規軍に暗雲
(154) 2025/05/10 タッグマッチ
試合レポート:蒼龍
ネクサスドリーマーズとアウトドアーズの争いであり、次世代と若手の2世代における対決の意味も含まれる試合。シングルマッチで海成に初勝利を提供してしまった高西は前回のタッグマッチで飛田の頑張りにより雪辱を果たす。
ただ、本当の意味のリベンジは海成から自ら勝利を掴みたいはずで今回は狙ってくるだろう。
そして、正規軍の中で存在感を増している西畑と、秦野との一戦で自分を見つめなおした習志野はシングルマッチで一度対戦して引き分けに終わっているのでまだ勝負がついていない。タッグマッチで勝負が付くかは微妙だが、少なくても勝負に勝ち、内容でも相手を上回るパフォーマンスを披露したい。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
高西 京介 × 西畑 陽馬 | vs | 海成 習志野 圭 ○ |
30分 24秒
ダイビングギロチンドロップ → 背面式片エビ固め



ネクサスドリーマーズの狙いはやはり新人の海成。
西畑がクロスアームサンダーファイヤーパワーボムでマットに叩き付けるとカウント2.9でギリギリカットが間に合う。
アウトドアーズの反撃は習志野が高西に連続のダイビングギロチンドロップ。
自力で返してこちらもカウント2.9。






西畑が習志野に急角度のドラゴンスープレックスを決めるて動きが鈍る。
それを感じ取ったパートナーの海成が奮起して丸め込みや飛び膝蹴りで西畑の動きを封じるが、受け切った西畑がサンセットデストロイヤー。さすがに海成に返す力が残っていなかったが赤コーナーに近く習志野がカット。
タッチを受けた高西が海成にダイビングボディプレス。
位置もよく習志野のカットが間に合わない中、海成が意地で肩を上げる。
そして海成が起死回生の逆さ丸め込みをするがカウント2.9でカット。おしい。






試合時間30分になろうとしているところで西畑が海成をコーナー上にセットしてチョークスラム。
海成が満身創痍になりながらもどうにか赤コーナーに戻り習志野にタッチ。
そのまま西畑に連続膝蹴りで倒し習志野が飛びやすい場所にセット、習志野がダイビングギロチンドロップがクリーンヒットしてカウント3。
高西のカットをしっかりブロックした海成がゴングを聞いて喜びのガッツポーズをしようとするが、悔しがる高西が蹴りで阻止。たくさん技を喰らった海成はなかなか立ち上がれなかったがようやく立ち上がり高西と対抗心剥き出しで睨み合う。
西畑にとっては手痛い、そして高西にとっても悔しい一敗。
西畑の技を多くもらいながらも諦めない海成と、最後の習志野との連携が光る試合になった。

アウトドアーズが急転直下のヒール軍に加勢表明、
怒り狂う若林とヒールターン王者の永岩が乱入して試合は大混乱
(155) 2025/05/11 シングルマッチ
試合レポート:蒼龍
桜塚がタイマン勝負を要求したことにより実現したシングルマッチでネクサスドリーマーズ正規軍とアウトドアーズのトップによる一戦。
この試合で桜塚が負けた場合はアウトドアーズが5月シリーズのベルト争いから手を引くとのことで新井も承諾。
これからの勢力図を決めそうな大事な一戦になりそうだが、一体どういう結末が待っているのだろうか。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
× 桜塚 漸 | vs | 新井 聖那 ○ |
9分 46秒
フルネルソンキャメルクラッチ
両者入場したところでアウトドアーズの桜塚がマイクを握る。

ヒール軍に加担を表明。人数では一番多いネクドリ正規軍に対抗するために、2位と3位が手を組む形となった。
試合前に表明する妙な潔さはあるものの、今までどっち付かずだった集団の突然の表明に驚きの声が聞こえた。





試合が始まり5分後、話を聞いた正規軍の若林 闘次が突如乱入、桜塚に詰め寄り攻撃を始める。
そして、その直後にヒール軍に寝返ったPND王者のバトラー永岩も乱入。桜塚を救出する。
こうなるとヒール・アウトドアーズ連合軍が優勢だが、イスの扱いがまだ慣れていない永岩がモジモジしながら若林と共に帰還。



乱入してきた2人が退場した後、怒りの新井が猛攻。
キャメルクラッチ、スピアー、キャメルクラッチであっさりとギブアップ勝ち。
試合後のインタビューで判明した話だが、目的を果たしこれ以上闘う意味がなく余力を残してタップしただけのようだ。

若林がヒール軍の洗礼を受けるが、隼田が永岩からギブアップを奪う
(156) 2025/05/17 6人タッグマッチ
試合レポート:蒼龍
激化する正規軍vsヒール軍。
現タッグチャンピオンのホセ・隼田と前チャンピオンのカイザーと天神それぞれに1名ずつ加えた6人タッグマッチ。
加えたと言ってもヒール軍はこの混沌とする争いを作った裏切り者のPNDヘビー級王者バトラー永岩である。
正規軍は初代チャンピオン決定リーグで永岩とタッグを組んだ若林がエントリー。
永岩の引き抜きを主導したカイザーは永岩をヒール軍の顔に据えて影から戦局を操る。
6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負
天神 剛輝 カイザー金岩 × バトラー永岩 | vs | 若林 闘次 ホセ・ロドリゲス 隼田 和希 ○ |
27分 17秒
ドラゴンスリーパー



ゴングと共に凶器攻撃で若林が流血。
前試合で乱入して怒りをぶつけた若林に対してヒール軍の洗礼が襲い掛かる。
心配されていた永岩とカイザーのコンビネーションだが、永岩が隼田を倒してコーナートップへ移動している間にカイザーが隼田をセットアップする息の合った連携をみせる。





若林が捕まるシーンが多いがそれを上回る怒りのパワーで奮起。
ホセがカイザーを肩車すると隼田がダブルインパクトする前に強烈な蹴りがカイザーに命中。
隼田は渋々トップロープから降りる。
天神が若林を場外に落とすと永岩とカイザーがイスを持ち2対1の状態でイスのメッタ打ちで瀕死の状態に。





20分を経過したところで若林だけでは飽き足りずヒール軍は隼田にターゲットを変更。
永岩が隼田にパイルドライバー。自コーナー側の良いポジションでがっちりフォール。
ギリギリ自力で肩を上げてカウント2.9。
必殺のハリケーンドライバーで後頭部を叩きつけるがニアロープ。
カウントをしないレフェリーに驚いた永岩に隙が生まれ、隼田が叫びながらドラゴンスリーパー。
ホセがカットしようとするカイザーと天神の攻撃を引き受け、味方の救援が間に合わず永岩がタップ。
コンビネーションはまだまだだが今回は活躍できた隼田がPND無差別級王者からギブアップを奪い、正規軍が先制。
しかしまだまだ抗争は始まったばかりで、永岩を除いた両軍のメンバーがリング中央で睨み合う。
