キャリアを調子の良さが上回るか注目の若手3WAY

(101) 2025/02/14 3WAYマッチ

若手による3WAYマッチ。
キャリアは庄司が上だが、調子が良いのは飛田で下剋上を狙う。

3WAYマッチ
時間無制限1本勝負

× 庄司 達也
○ 飛田 大成
vs高西 京介

19分 14秒
タイチ式外道クラッチ

最近好調な飛田を警戒して庄司・高西が集中的に絞め技・関節技で攻める。
しかし飛田はヒールらしく両者に金的攻撃でお返し。

飛田は高西をコーナーポスト上に乗せて大技を狙うが危険を察知した高西がバックエルボーでピンチから脱する。
庄司が高西をフランケンシュタイナー。カウント1で飛田がカット。

庄司のパイルドライバー、飛田が反撃の腕十字、高西のジャーマンスープレックスと大技が飛び交う中、決めたのは好調の飛田。
高西が疲労でカットに入れない隙に、庄司をタイチ式外道クラッチで捉えてカウント3。
3WAYマッチではあるが飛田が2年先輩の庄司から3カウントを奪取して見事下剋上をアピールした。

Twin Arcadiaベルト挑戦チームがついに決定

(101) 2025/02/15 タッグマッチ

Twin Arcadiaベルトへの挑戦チームがなかなか決まらない中、アルカディア上層部が苦渋の決断をして決定した対戦カードで、勝った方が文句無しで挑戦権を獲得する。
カイザーと新井のトップ争い。
そして、一度は決着した天神と神崎の因縁が再び相まみえる。

タッグマッチ
時間無制限1本勝負

カイザー金岩
○ 天神 剛輝
vs新井 聖那
神崎 卓斗 ×

27分 49秒
ビクトル膝十字固め

天神との因縁決着のシングルマッチで大流血の末に敗れた神崎。
その敗戦のトラウマを思い起こさせるかのように天神は開始早々に執拗な凶器攻撃で流血に追い込んでいく。
絞め技やDDT、首絞めにファイヤーバードスプラッシュとヒール軍が神崎に集中砲火を浴びせる。

新井がカイザーを背後から捕まえて神崎がカッターを喰らわしたり、新井の好アシストから神崎のデスバレーボムなどコンビネーションで反撃。
22分過ぎには天神を捉えた神崎がジャーマンスープレックス。
新井がカイザーを妨害してカウント3かと思われたが2.9で肩が上がる。

最後は天神が神崎に金的、ストレートパンチ、毒霧、首絞めからのビクトル膝十字固めでギブアップ勝ち。
完璧なラフ攻撃のコンボで天神が快勝。

先にベルトを戴冠し、米国からの武者修行から戻ってきてチヤホヤされている同期の西畑が気に喰わない天神にとって、西畑を地獄に突き落とす大チャンスが到来する。

試合後、天神がマイクを握り「おい、西畑!! フロントがボヤボヤして時間が掛かったが、やっとお前を引きずり下ろすチャンスを手に入れたぞ。お前の優雅な時間もあと僅かだ。覚悟しておけよ!」と挑発してリングを後にした。

アウトドアーズ崩壊の危機!?横水の訴えとは

(102) 2025/02/16 シングルマッチ

アウトドアーズ所属でありながら横水が習志野に突っかかり激しい場外乱闘により
内部に亀裂が生じる。
アルカディアの一部幹部はアウトドアーズの崩壊を狙い清算マッチを組む。

実力では先輩の習志野が圧勝すると予想されるが、最近絶好調の横水も決して侮れない。

シングルマッチ
時間無制限1本勝負

× 横水 健太vs習志野 圭 ○

18分 56秒
アナコンダ・バイス

横水は粗々しく挑発をしながら攻める一方で、習志野は冷静にダメージを蓄積させている対照的な展開。
表情が変わらない習志野をロープ際に追い込み横水の膝蹴りがクリーンヒットし、フラフラになったところにキックのラッシュを叩き込む。

動きが良い横水に対して、静かに受けている習志野であったが13分過ぎに反撃開始。
横水が片膝を付いているところに必殺のバズソーキックで側頭部を捉えフォールするが、カウント2。

横水も負けずにスクリューハイキックを顔面に当ててカウントを迫り2.9。おしい。
間髪入れずにスーパー・キックで習志野を倒し「行くぞオラァ!!」とアピールして大技を狙うが、習志野がカッターで返す。
今までの横水ならここで終わっていたのだが、諦めずスーパー・キックからスクリューハイキックで再度追い込んでいく。

しかし、習志野の壁は高かった。
2発目のバズソーキックはカウント2で返すが、ゼロ戦キックなどを喰らい、最後はアナコンダ・バイスでギブアップ。

試合後、習志野が「強くなったな。」と声を掛けてリングを去る。

バックステージのインタビューで横水がアウトドアーズの桜塚は雲の上の憧れ、習志野は冷静、庄司はいつも優しく、良い先輩に囲まれて居心地良い環境ではあるが「バチバチやり合って切磋琢磨できる人がいない」と告白。
たしかに2021年デビューの横水に同期や後輩がいない状況が続いている。

ひとまず内部分裂の危機は去ったアウトドアーズ。
横水の向上心を汲み取り、記事を見た桜塚や習志野が活きの良い新しいレスラーの獲得に向けて動いてくれるかもしれない。

King of Arcadiaチャンピオンの永岩が隼田にリベンジ

(104) 2025/02/17 タッグマッチ

6人タッグマッチで永岩を侍ドライバーで沈めた隼田。
King of Arcadiaチャンピオンとして、そして同期には負けられない永岩がリベンジを狙う。
調子の乱高下が激しい隼田はここで連勝することができれば来月のシングルベルト戦線に残る大事な一戦だ。

タッグマッチ
時間無制限1本勝負

× 隼田 和希
ホセ・ロドリゲス
vsバトラー永岩 ○
若林 闘次

29分 44秒
ジャンピングツームストンパイルドライバー → エビ固め

永岩が前回のリベンジを狙い隼田を意識した試合運びを進める。
隼田もホセと協力して永岩を攻める。

永岩が隼田を大きく放り投げるとすかさずパートナーの若林がジャイアントスイングで脳にダメージを与えるなど、タッグトーナメント準優勝チームらしい好連携をみせる。

ホセが若林をカウント2.9まで追い込む場面もあったが、永岩が隼田にジャンピングツームストンパイルドライバーを決めてカウント3。前回隼田にやられてしまった永岩がKing of Arcadiaチャンピオンとして意地のリベンジを果たした。
隼田は手痛い敗戦で来月のベルト挑戦争いからは脱落。

ゴングが鳴り永岩のテーマ曲が流れている最中、ヒートアップした若林がホセの得意技であるトライアングルランサーを掟破り、永岩が止めるまでなかなか離さない事件が発生。唖然とするホセと勝ち名乗りの拳を掲げる若林と何やら新たな遺恨の予感がした。