シャッフルカード祭り

(329) 2026/08/06 8人タッグマッチ

注目は、PODヤングウェーブ王座の歴史を築いてきた男たちだ。
初代王者・横水 健太、第2代王者・高西 京介、第3代王者・北村 玲央、そして現王者・飛田 大成。
歴代王者4人が一堂に会し、しかも横水と高西、北村と飛田に分かれて激突する。

飛田は海成を破って初防衛を果たしたばかり。
王者として胸を張る飛田に、かつてベルトを巻いた男たちは何を見せるのか。

そして、ブラックラビリンスの高西とホセ・ロドリゲス、アウトドアーズの横水と習志野 圭が分断。

完全復活後の再出発を狙う築山 諒真、規格外のパワーを誇る黒岩 “アースブレイカー” 剛も加わり、リング上は定員いっぱい。連係が生まれるか、仲間割れが先か。
シャッフルカード祭りの幕開けにふさわしい、予測不能の8人タッグマッチだ。

8人タッグマッチ
30分1本勝負
シャッフルカード祭り

△ 高西 京介
△ 築山 諒真
△ 横水 健太
△ 黒岩 “アースブレイカー” 剛
vs飛田 大成 △
北村 玲央 △
習志野 圭 △
ホセ・ロドリゲス △

30分 0秒
時間切れ引き分け

試合レポート:蒼龍

先発は高西とPODヤングウェーブ チャンピオンの飛田。
そして、この興行で特別レフェリーを務めるのは、デビューが近いと噂される練習生の「ネクドリくん」だ。

開始1分半、高西はいきなりダイビングボディプレス。
出番が限られる8人タッグとあって、序盤から出し惜しみなしだ。

驚いた飛田がホセにタッチ。

高西はホセにも突っかかり、「オイ!コラァ!!!」と叫びながら、レフェリーの制止を無視して殴りかかる。

青コーナー唯一のベテランで迫力満点の黒岩がリングイン。
迎え撃つのは北村だ。
北村はカイザー金岩と何度も当たるなど、なぜか大物ばかり引き受ける星の下にいる。

続いて横水と習志野がリングへ。
シャッフルカードならではの同門対決は、互いに遠慮なしのバッチバチの蹴り合いに。
横水がタッチしてエプロンへ下がると、そこに習志野が突っかかり、横水が場外へ転落。

黒岩と対峙した北村はコーナーへ上がり、ムササビのようなダイビングボディプレス。
ところが飛田が黒岩を動かして、北村は誰もいないマットへ墜落。
味方同士だが、ヤングウェーブ戦線で争う若手の不協和音が鳴り響く。

15分過ぎ、高西が4人に囲まれ、背中へ太鼓乱れ打ち。
ホセの打撃などでふらついたところを、北村がぬるっと逆さ押さえ込み。
敵味方が入り乱れたのに、なぜか誰もカットに入らずカウント2.9。

ホセだけは出遅れ、エプロンから見守る係になっていた。

黒岩が担当の北村に大外刈りボンバー。
規格外のパワーを前に、北村の苦しい時間が続く。

習志野は黒岩をブレーンバスターで持ち上げようとするが、その巨体はびくともしない。
逆に投げ返され、重量差を身をもって味わう。

なんだかんだで、習志野にチャンス到来。
黒岩がコーナー付近で仰向けに倒れると、習志野がダイビングギロチンドロップを狙う。
しかし、そこに横水が妨害に入って(ファイプロ的に)座標がズレると、誰もいないマットに落下して豪快に自爆。

PODヤングウェーブ王座への挑戦をアピールしたい横水は、飛田を自軍コーナーへ追い込み、飛び膝蹴りを狙う。
そこへホセが「ア! アンナ トコロ ニ サクラヅカ サン ガ イル!」と、見え見えの嘘。
思わず振り向いた横水が一瞬振り向きながら膝蹴りを出すと、これまた(ファイプロ的に)座標がズレて尻餅。

そこに、笑いながら飛田が「どうした?どうした?」と横水を煽ってコーナーへ上がろうとしたところで、黒岩が背後から羽交い締め。

動けない飛田なら外さない――そう踏んだ横水が再び飛び膝を放つが、直撃したのは味方の黒岩だった。
黒岩はそのまま場外へ転落。

アクシデント続きのシャッフルカード。
味方の確認はしっかりしてほしい。

新コスチュームで2戦目となる築山にも、ようやく見せ場が訪れる。
持ち前のパワーで攻勢に転じ、スクリューボムを一閃。

フォールはすぐにカットされ、再び両軍が入り乱れる中、飛田は高西へホイールバロードライバーを叩き込む。

残り1分、黒岩が習志野に必殺のジャンピングパイルドライバー
しかし赤コーナーが近く、ホセがカウント1で飛び込む。

ならばと、バックドロップをしながら自コーナーに移動させるが、ここでタイムアップ。

時間切れ引き分けが告げられると、横水、高西、北村、築山の4人が王者・飛田を囲むように集結。
次の挑戦者は自分だと言わんばかりの雰囲気に包まれた。

8人タッグマッチということでなかなか決め手となる技が出なかったですね。
自爆や誤爆は組み慣れていないタッグチームだからでしょうか・・・😅。

飛田は王者らしく煽り、高西は序盤から飛ばし、北村と横水は豪快に自爆。
築山は終盤に持ち前のパワーを見せるなど、若手5人がそれぞれ違う形で目立った試合でした。

次に飛田の前へ出るのは誰か。
現時点では本当に白紙ですが、今回もっとも印象を残した選手を、そのまま次期挑戦者に据えるのも面白そうです。