カイザーと秦野がバチバチ、うまく立ち回った習志野が勝ち残る
(306) 2026/05/25 8人バトルロイヤル
久々の大人数によるバトルロイヤルはタッグリーグが終わり様々な個性が集まる。
エース級のメンバーが集まる中、1人だけ若手の海成はこのルールでいつもリング上を引っ掻き回し、得意としている。
そして、剣志 “ヴァイパー” 嵐はこのルールでどんな立ち回りをするのかも楽しみの1つになるだろう。
8人バトルロイヤル(オーバー・ザ・トップロープ)
30分1本勝負
| 海成 剣志 “ヴァイパー” 嵐 本塚 昴 秦野 明夢 | vs | 桜塚 漸 習志野 圭 ○ 隼田 和希 カイザー金岩 |
15分 45秒
オーバー・ザ・トップロープ
試合レポート:蒼龍




試合開始して22秒。
いきなりアクシデント発生。
秦野がカイザーに放った膝蹴りが、顔面を直撃。
カイザーが流血するシーンは非常に珍しいが、マットが血で染まる。
当然お怒りのカイザーは秦野の背後から凶器をぶっ刺し、秦野も流血。
本塚は見ていたが救援せずに見て見ぬふり。
目が合っていた秦野は個人戦を良いことに本塚にも膝蹴り。さすがに流血はしなかった。

身内を救援しない悪い子がもう1人。
桜塚がカイザーにイスで腰を攻められていた時に、一瞬近づいたが思わず離れた。

場外からイスを持ち込みカイザーの矛先はやはり秦野。
すっかり因縁が出来上がってしまったカイザーと秦野がバチバチの打撃戦。

試合が動いたのは9分になるところ。
桜塚がカイザーを場外へ。
ヒール軍総帥がまさかの1人目の脱落者。
やはり秦野とバチバチやり合ったダメージが大きかった。

習志野が同僚の海成に必殺技のバズソーキック。
周辺の正規軍の3人は傍観。おいしいところばかり狙う海成に天罰が下る。

それでもめげない海成は隼田を連れ出し邪魔者がいない場所で必殺のROX。
前回、若手相手はこの技で決めまくったが、さすがに隼田相手では決まらずロープブレイク。

バトルロイヤルの経験に疑問符が付いていた嵐だが、意外とうまく秦野を場外へ。
秦野もカイザーとやり合ったダメージが深く、耐え切れなかった。

その裏では本塚がしれっと軽量の桜塚にDissonance Effect。
二度と食らいたくないと言っていたはずだが、そうはいかない。

そんな桜塚は海成に八つ当たり。身内の先輩だからこそ許される理不尽ムーブで目立とうとする。

すっかり名タッグとなった隼田と本塚がエルボーの打ち合い。楽しそうだ。
その後ろでは赤い2人がやり合い、何度も嵐が習志野を落とそうとするが、習志野はロープを掴んで耐える。

12分後半。
散々投げられていた習志野が嵐を場外に投げ切る。
赤対決は習志野に軍配。

残りはネクドリ正規軍2人とアウトドアーズ2人。
ここで人数的な優勢を確保するため、桜塚が本塚を場外へ。


しかし、残っているのは暴れ馬の隼田。
習志野と桜塚が倒れているところにボディープレスで2人まとめて潰しにかかるが、桜塚が必死に回避。
全体重が習志野とマットと衝突して、隼田にもダメージ。
その隙に桜塚が習志野を絞り上げる頭脳プレー。


賢い桜塚を先に排除した方が得策だと判断した習志野がポストから飛びダイビングギロチン。
しかし、それを見ていない隼田が桜塚を攻撃するために足を引っ張り、習志野はマットに尻餅。
何知らぬ顔でドラゴンスリーパーで桜塚がタップ。

桜塚からギブアップを奪い、少し勘違いした隼田がボーっとすると、習志野が捕まえぶん投げて隼田が場外へ。
うまく立ち回った習志野がリング上に残り勝利した。
ガンガン攻めまくる高西を郡が一撃必殺で決める
(307) 2026/05/27 シングルマッチ
ブラックラビリンスの若林が興味を示すWWEPの郡 新。
そんな若林が高西をぶつけて品定めをするカードが組まれる。
デビューは高西が先だが、実力は明らかに郡が上。
ファイトスタイル迷走中の高西としては、そろそろしっかり確立したい。
シングルマッチ
20分1本勝負
| × 高西 京介 | vs | 郡 新 ○ |
15分 49秒
三角絞め
試合レポート:蒼龍



高西が関節技を仕掛けながら荒々しい攻撃で攻めるが、郡も冷静に捌きながら反撃。




高西が3連続で膝にダメージを与えてドラゴンスクリューで動けなくすると、素早くダイビングボディープレス。
しかし、ギリギリまで引き付けて郡が回避して、かすめた高西は全身を強打。



飛び技をやられたらやり返す郡はフランケンシュタイナーで、高西をポスト前に設置してダイビングニードロップ。
しっかりヒットするがカウント1。
ならばともう一度ニードロップを仕掛けるが、今度は高西が回避してスクールボーイ。
やられたらやり返す展開で8分が経過。




ダブルニーチンクラッシャーで高西を再度ポスト前に設置した郡がコーナーに向かってダッシュ。
コーナーパッドを駆け上がり、立ち上がった高西の後頭部に延髄斬り。
郡にしては珍しい技で場内が沸く。
しかし、高西も意地になり高いダイビングボディープレスで飛び技を披露。
さらにキングコングニードロップでカウント2.9。飛び技では負けない構え。

カウント3寸前で敗戦を免れた郡が間髪入れずに必殺のリヴァイアサン・クラッチ。
リング中央でガッチリ決まるが、高西が力で強引に振り解く。
あまりにも一瞬の出来事で何が起きたのかわからない人が多く、かなり遅れてどよめきが起こった。




10分経過。
必殺技を出されたら自分も出さずにいられず、高西が普通に垂直落下式DDT。
さすがに郡のように一瞬では決められないが、しっかり郡をマットに突き刺し再度カウント2.9。
ここで不意打ちを狙った郡がフランケンシュタイナーを仕掛けるが、高西が耐えてそのままパワーボム。
3回連続でカウント2.9。さりげなく、郡が追い込まれている。

郡が打撃や三角絞めで流れを掴もうとするが、高西もしっかり返し、キングコングニー。
粘る郡がカウント2で肩を上げる。


何とかしたい郡が不意打ちの丸め込み。カウント2止まり。
一瞬動揺する郡を見てチャンスと判断した高西が2度目の垂直落下式DDT。
位置も良く決まると思われたが4度目のカウント2.9。郡が粘りまくる。



攻撃しながらも返され焦る高西は郡の髪を掴み打撃を加えて、必死にストンピング。
冷静さを失った攻撃でスタミナが切れる。



防戦気味だった郡はこの瞬間を待っていた。
神崎ともしのぎを削ったエルボーで高西を倒すと、瞬間移動のような速さで背後に回り三角絞め。
たまらず高西がタップ。
4月のタッグマッチに続き、郡の三角絞めでタップアウト負けを喫した。


見事勝利した郡もフラフラでなかなか立ち上がれなかったが、しっかりと勝利アピール。
郡自身の一瞬の切れ味の恐ろしさと共に、改めてWWEPのレベルの高さを感じるシングルマッチとなった。










やられたらやり返す精神で荒々しく攻め続けた高西。
何度もカウント2.9で肩を上げられたが、今までよりは攻める姿勢が出て追い詰めていた。
それでも、高西に対して「焦り」や「迷い」があると分析する郡。
その言葉を聞いた高西は激怒して記者に詰め寄るが、何かを納得した様子で、反骨精神全開の表情を浮かべながら控え室に消えていった。
タッグ前哨戦は王者のB.ラビが獲る、エプロンの攻防で新井が首を負傷!?
(308) 2026/05/29 6人タッグマッチ
NEXUS TAG LEAGUE 2026を優勝した新井と西畑が、ホセと永岩がチャンピオンのPNDタッグに挑戦表明。
結束が強固になったネクドリ正規軍が、本格的にブラックラビリンス討伐に動き出す。
強すぎて負けずに優勝した新井と西畑のチャレンジャータッグに対し、予選敗退してしまったチャンピオンタッグはまだ噛み合っていない課題を持つ。
チャンピオンとしては前哨戦で何とかダメージを与えておきたい。
6人タッグマッチ
30分1本勝負
PNDタッグタイトルマッチ前哨戦
| × 西畑 陽馬 神崎 卓斗 新井 聖那 | vs | ホセ・ロドリゲス 若林 闘次 バトラー永岩 ○ |
25分 6秒
Skull End

試合レポート:蒼龍

ブラックラビリンスの狙いは神崎。
パワーでジワジワとダメージを与えていく。

正規軍側は連携プレーで反撃。
ブラックラビリンスの弱点をあざ笑うかのようにガンガンツープラトンを決める。





依然として捕まる神崎。
永岩がツープラトンを決めて場外に放り投げると、1vs3の苦しい状況。
新井と西畑が救援に入り6人による場外乱闘の荒れた展開へ。
若林が有刺鉄線バットを持ち出すなどブラックラビリンスの手段を選ばない闘いに、観客からはブーイングの嵐。


そんな中、エプロンで永岩が新井をハーフネルソンスープレックスで投げ、リングの固く狭い場所で新井の首が危険な角度で曲がり場外に転落。
神崎の協力で更にダメージを食らう場面は無かったが、新井が深刻なダメージを負ってしまい、急に動きが鈍くなった。



そんな新井を助けるために、西畑がトワイライト・スリーパー、神崎はウイニングローズブレイカーや変型サソリ固めで必死に攻める。早期決着を狙う作戦に切り替えるが、ブラックラビリンス側はまだ余裕があり決まらない。




試合時間は24分を経過したところで、バックを取る西畑に永岩が金的。
チョップで動きを止めてSkull End。
瞬間的なダメージが許容量を超えた西畑がタップして、チャンピオン側の勝利で決着した。





ブラックラビリンスは神崎を狙っている作戦に見えたが、狙いはベルトに挑戦してくる新井と西畑だった。
中盤で新井を黙らせ、最後は西畑から獲る狙いが見事にハマる。
課題のホセと永岩の連携は改善していないように見えるが、タッグリーグで安定感が抜群だった新井・西畑に勝てる方法を編み出したのかもしれない。
チャレンジャー側は痛い敗戦。
ここから大技を出す時間帯というところで首にダメージを負った新井は軽度の痛みのようだが、念のため検査に向かった。
庄司が天神の隠し技を読み切りサブミッションで一本、挑戦者変更撤回
(309) 2026/05/31 タッグマッチ
PNDヘビー級タイトルマッチに向けた前哨戦の2戦目。
何もできなかった1戦目を乗り越えてチャレンジャーの庄司はどうするのか。
チャンピオンの天神は2戦目でも不甲斐ない姿をみせたら挑戦者を変えると宣言。
タッグパートナーでもある庄司を鼓舞するための発言だが、取り消すわけにはいかない。
何か何でも復活しなければいけない、庄司としては背水の陣となるだろう。
タッグマッチ
30分1本勝負
PNDヘビー級タイトルマッチ前哨戦
| ○ 庄司 達也 横水 健太 | vs | 天神 剛輝 × 飛田 大成 |
22分 21秒
変型リバースチキンウィング
試合レポート:蒼龍


先発はタイトルを争う天神と庄司。
両者共にラフファイトをみせるが、前回とは異なり天神は凶器を取り出さず、比較的静かなスタート。


両軍共にタッチを受けて若手が登場。
横水と飛田が立ち上がりにも関わらずエンジン全開でやり合う。


この試合、庄司は天神に対して飛び技では無く、サブミッションで攻める作戦。
巧みに翻弄しながらジリジリとダメージを与えていく。


天神の前で良いところを見せたい飛田が早々にホイールバロードライバーを狙うが、返されて逆襲のパイルドライバーを被弾。いくらなんでも早すぎた。






ここで庄司が動く。
天神を自コーナー付近の場外に落とすと横水に指示。
横水は場外で天神の腕に関節技。
怒った天神が横水の首をテーピングで絞め、リング内へ。
待っていた庄司が連続攻撃で天神を黙らせると、横水の必殺技のシャイニングウィザードに合わせて庄司も合わせてW.シャイニングウィザード。



その後も横水がスクリューハイキック、デスティーノ、シューティングスタープレスで天神を連続フォール。
この数分の間に横水の4つのフィニッシャーが天神に浴びせられる。




逆転の糸口を探る天神は庄司に場外乱闘を仕掛けてストレートパンチ。
リング内に戻ると、庄司がハンマーを手にしてギラ付いて目でリングイン。
殺意を感じた天神が思わずロープを潜ってリング外に逃走。


天神がギラギラした庄司をうまく交わし捕獲。
コーナーに宙吊りにして暴行を加える。



試合時間は20分経過。
この試合、サブミッション中心の攻めで全然飛び技を出していなかった庄司だが、ADAMASやミサイルキックで飛田を追い込むが、飛田も張り手で応戦。ふらついた庄司にスーパー・キックでピンチを脱出して天神にタッチ。



庄司を捕まえると、何と自コーナーにもたれかかっている味方の飛田にぶつける。ひどい。





倒れる庄司を今度は青コーナーに追い込むと、トップロープの上にセッティング。
かつてPNDヘビー級タイトルマッチでライバルの西畑をチャンピオンの座から引きずり下ろす鍵となった隠し技である「雪崩式パイルドライバー」を庄司に放つ。
しかし、横水のカットが早くカウント1。
そして、何と先に立ち上がったのは庄司。
リング内になだれ込んできた飛田を横水が排除し、庄司が倒れている天神に変型リバースチキンウィング。
天神がたまらずタップしてギブアップ。







チャンピオンの天神から1本獲った庄司。
飛び技とラフ攻撃を融合したファイトスタイルに、サブミッションも加わりさらにパワーアップ。
久々の自称「ハイブリットハイフライヤー」が語られた。
凶器攻撃控え目だった天神。
甘く見ていたのか、手を抜いていたのか真偽は不明だが、前哨戦でチャンレンジャーから直接獲られる痛い敗戦。
前回挑戦者変更を示唆していたが、さすがにそうもいかなくなった。
いよいよ、次が最後の前哨戦。
下手な駆け引きをせずにお互い全力でぶつかってほしいが、はたして…。
チャンピオンの北村がスネークバイトで敗れ王座陥落、佐伯が新王者に
(310) 2026/06/02 シングルマッチ
挑戦者決定戦で頭脳プレーをみせた佐伯がベルト初挑戦。
チャンピオンの北村は4回目の防衛戦となる。
高西の脚、築山の腕を破壊して欠場に追い込んでいる容赦ない北村を相手に
成長著しいヒールレスラーの佐伯がどんな手段で対抗するのかが鍵になりそうだ。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
PODヤングウェーブ選手権
| チャレンジャー ○ 佐伯 瑛太 | vs | チャンピオン 北村 玲央 × |
19分 54秒
スネークバイト
佐伯が第4代チャンピオンに
試合レポート:蒼龍



ゴングが鳴ると佐伯が北村をコーナーへ。
そして、勢いよく頭を動かし毒霧噴射。
ダメージ0状態の北村が素早く反応して回避し、カウンターのエルボー。
口に残っていた緑の液体が横に飛ぶ。





北村の打撃をしっかりガードした佐伯がパワーの違いを見せつけるかのようなバディースラム2連発。
投げる度に叫び気合いも十分。
そして、隙をみて再度毒霧を噴射。
また、当たらず、カウンターのローキックを被弾。
課題の毒霧命中率の悪さが足を引っ張る。
それにしても、あれだけ叫んだのに、よく口の中に液が残せるものだ。



毒霧はともかく北村の打撃をブロックしながらペースは佐伯が握る展開。
ラフ攻撃も含めて打撃で北村を痛めつけていく。




ようやく北村も反撃。
得意の脚攻めで佐伯の膝に一点集中攻撃を開始する。




試合時間9分を過ぎて、佐伯が連続攻撃からのスネークバイト。
首を絞められながらも何とか振り解き脱出するが、佐伯が追いうちの顔面パンチとみぞおちへの膝蹴り。
もがき苦しむ北村の横で余裕のアピールをみせて観客を煽る。


佐伯は北村をロープに振ると戻ってきたところにまたまた腹部に対してキチンシンク。
首絞めや腹部への攻撃が北村の呼吸を荒くしていく。
そして、立たせてフラフラになったところに満を持して毒霧を噴射。
当たった!!



追い詰められた北村は作戦変更。
顔を緑色に染めながらムササビの如くダイビングボディプレス。カウント2。
しかし、佐伯も側頭部へのブラジリアンキックで動きを止めてカウント2。
そして、2回目のスネークバイト。なかなかロープに足が届かず動きが鈍る北村だったが、何とか脱出。
タイトルマッチでなければ決まっていたかもしれない。



佐伯の動きを止めたい北村は大技のキックを見舞うが、佐伯の動きが止まらず反撃の膝蹴りがクリーンヒット。
場外に転落してしまう。
それでも食らい付く北村は延髄に蹴りで意識を飛ばしにかかるが、カウント2。



もう後がないチャンピオンの北村は一発逆転の必殺技であるフランケンシュタイナー。
しかし、佐伯の足が完全にロープの外でカウントならず・・・。

ファンが万事休すかと諦めかけたが、ノーザンライトスープレックス。
佐伯がカウント2で返すが、焦りの表情が見え始める。


佐伯の膝蹴りを回避すると、再度ノーザンライトスープレックス。
カウント2。
チャンピオンが意地の攻めでチャレンジャーを追い込むが粘る。




追い詰められた佐伯だが、鋭い打撃を連続でヒットさせ北村がマットに倒れる。
そこに、勝利を確信した表情を浮かべながら3度目のスネークバイト。
さすがの北村も耐え切れず無念のタップ。
新しいチャンピオン誕生を知らせる佐伯のテーマ曲と共に、佐伯が誇らしげなダンスで観客にアピール。
ここに第4代PODヤングウェーブチャンピオンが誕生した。









バックステージでインタビューに答える両者。
北村は自分がペースを握れず脚攻めを仕切れなかったと振り返りながらもポジティブ。
明るい顔で次は完全に壊すと何とも怖い言葉を残して控え室へ。
新チャンピオンの佐伯はネクドリとWWEPの実力差を語りながら、ベルトを餌にライバル達を駆逐すると宣言。
まもなく復帰予定の築山への挑発も忘れていない。