初の両団体の新人対決は先にデビューした海成が新技で勝利

(237) 2025/10/18 シングルマッチ

両団体新人同士の対決。
築山は怪我で半年デビューが遅れたが同年代のライバル、そして友人である海成と初めてのシングル対決が実現。

シングルマッチ
20分1本勝負

○ 海成vs築山 諒真 ×

18分 37秒
ダイビングフットスタンプ → 背面式片エビ固め

試合レポート:road not

ゴングと同時に築山がタックルで強襲するが海成は冷静に回避。

両者打撃で攻める中で海成がアームブリーカー。
築山の弱点を狙うことも忘れない。
築山が徐々にペースを掴み始めるが海成も逆エビ固めで反撃。

試合が動いたのは9分過ぎ。
築山が得意の胴絞めスリーパーホールドを仕掛けるが耐えた海成がブレーンバスターで投げきる。
勢いに乗る海成はドロップキックからジャンピングフロントハイキックで撃ち抜くがカウント2。
さらに低空ドロップキックからのジャンピングフロントハイキックと高低で揺さぶりをかけるがカウント2.9で築山が何とか返す。

止まらない海成がシャイニングウィザードを発射、流れを変えたい築山が強引にマットに叩き付けるスクリューボムもカウントは2。

一瞬の隙を狙った海成がローリング・オポジットクロス(略称:ROX)を決め築山の腕を攻めるがギブアップは奪えず。
築山も起死回生を狙い必殺技のライトニングヘル・ラリアットを放とうとするが海成がカウンターの前蹴りで阻止。

試合時間は16分を過ぎ、今度こそライトニングヘル・ラリアットを命中させた築山。しかし、惜しくもカウント2.9。

試合時間は18分を過ぎ残り時間が無くなってきたところで打撃の打ち合い。
打ち勝った海成がダウンしている築山目掛けコーナーからのダイビングフットスタンプを投下。

この試合のために隠していた新技を披露。
全体重で築山の腹を踏み抜き完璧な3カウントで勝負あり。

新技のダイビングフットスタンプでバトルロイヤルの借りを返した海成。
必殺技のROX以外にも武器を身に着け、今後の浮上のきっかけになりそうだ。

今回は敗れるもライトニングヘル・ラリアットを決めるなど意地を見せた築山。
2人のライバルストーリーはまだ始まったばかりだ。