若手チャレンジシリーズ 横水 健太
(141) 2025/04/19 シングルマッチ
若手チャレンジシリーズ最後はアウトドアーズの横水 健太。
相手は次世代最若手ながら数々の活躍をしている神崎。
後輩の海成のアニキ分として爪痕を残すことができるか!?
シングルマッチ
20分1本勝負
若手チャレンジシリーズ
× 横水 健太 | vs | 神崎 卓斗 ○ |
14分 54秒
ウイニングローズブレイカー → 乗っかり式片エビ固め
試合レポート:蒼龍



団体の対抗意識が高い横水は神崎に数多くの打撃を打ち込んでいく。
神崎は多彩な投げや立体的な技で返す。
9分経過して横水がロープに振り得意なパターンに持ち込もうとするが、神崎がカウンターの膝蹴り。
横水が倒れるとすかさずコーナーからムーサンルトプレス。これはニアロープでカウントならず。





フェイスバスターの後に神崎を走らせドロップキックを狙うが寸前でかわされてしまう。
諦めずにフライングボディアタック、そして先程失敗したドロップキックが今度は成功。
素早い動きで果敢に攻めていくが決定打になっていない。


15分になろうとしていたところで神崎が満を持してウイニングローズブレイカーで横水を突き刺すとカウント3。
キャリア的にも手数勝負するしかない横水の健闘は垣間見えたが神崎に危うい場面すら作ることができなかった。

悩む王子 庄司が新技を披露
(142) 2025/04/20 タッグマッチ
伸び悩む庄司に伸び悩みアメリカ遠征で大きく成長した西畑がタッグを組む。
相手はネクサスドリーマーズのトップレスラーである新井。
庄司は高いセンスを持っているのは確かなのでこの一戦で何か大きな武器となる何かを掴んでほしい。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
○ 西畑 陽馬 庄司 達也 | vs | 北村 玲央 × 新井 聖那 |
23分 59秒
開脚跳びスプラッシュ → 片エビ固め
試合レポート:蒼龍





テクニックを売りにしている庄司は腕ひしぎや飛び膝蹴りで新井に喰らい付いていく。
そして、上を目指す西畑も場外で新井に挑む。

16分過ぎ、庄司が新井をエルボーで倒すとコーナーポストに昇り今まで試合で見せたことがないファイヤースタースプラッシュを初披露。



最後は西畑が北村をスープレックスで寝かせると開脚跳びスプラッシュでカウント3。
庄司がハイフライヤーを目指して新しい飛び技を手にしたことを祝すかのように、自らも飛び技で決めた西畑。
ライバル団体ではあるが同じ境遇を味わい苦しみを知っている者として何かを教えているかのような試合だった。

若林と桜塚がバチバチの争い
(143) 2025/04/21 シングルマッチ
シングル初対戦。
アウトドアーズ代表の桜塚にネクサスドリーマーズ次世代の若林が挑む。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
× 若林 闘次 | vs | 桜塚 漸 ○ |
14分 52秒
カーブ・ストンプ → ローストピッグクラッチ
試合レポート:蒼龍




両者共に一歩も引かず打撃と投げでやり合う展開。
手数の差で桜塚がやや優位に進行する。



場外に転落した若林に桜塚が鮮やかなトペ・コン・ヒーロ。
押され気味の若林は場外の固いマットに桜塚の背中を打ち付ける。
リング内に戻ると若林がパワーボム。ロープが近くカウントには至らない。



桜塚がボディに強烈なパンチを叩き込みナガタロックIII。若林は力で強引にロープブレイク。
反撃に転じた若林がオクラホマスタンピードでカウントを迫るがカウント2止まり。


最後は桜塚が必殺のカーブ・ストンプで若林からカウント3。
両者意地のぶつかり合いになったこの試合は桜塚が競り勝った。

PNDタッグ前哨戦、バトラー永岩が裏切りヒールターン
(144) 2025/04/22 6人タッグマッチ
タッグチャンピオンのカイザーが次のタイトルマッチの挑戦者に隼田を指名。
雑魚を相手に防衛ロードを突き進むとバカにされ隼田もやる気十分だ。
そんな隼田がパートナーに選んだのはホセ・ロドリゲス。
序盤は隼田の攻め、後半はホセの決定力を融合させてベルトを狙う。
一方のカイザーは「この試合はPNDヘビー級も視野に入れてヒール軍でベルト独占を狙う」と発言。
いよいよヒール軍のネクサスドリーマーズ制圧が本格化しそうな雰囲気が漂う。
6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負
PNDタッグ前哨戦
× ホセ・ロドリゲス 隼田 和希 高西 京介 | vs | カイザー金岩 飛田 大成 天神 剛輝 ○ |
34分 22秒
ビクトル膝十字固め
試合レポート:蒼龍



天神が隼田に凶器攻撃、飛田がホセに毒霧、カイザーがホセにイス攻撃とヒール軍が挨拶代わりのラフ攻撃で次期挑戦者の2人をいたぶる。



12分過ぎ。突如、PNDヘビー級チャンピオンのバトラー永岩が乱入。
正規軍に所属していて青コーナーサイドの彼が攻撃したのは青コーナーの隼田。
ジャイアントスイングで振り回し、豪快なジャーマンで投げ飛ばす。
怒ったホセが突っかかるが2対1ですぐ劣勢になったまま、永岩が退場。






会場内に動揺が残る中、早期決着を狙うホセが飛田にスーパーラナでカウントを迫るが天神がカット。
カイザーが隼田に必殺技のバックドロップでぶん投げて、起こしてアルゼンチンバックブリーカー。
救援に入ったホセにジャンピングパイルドライバーを決める。
追い込まれる青コーナー側だがここで高西が奮起。
毒霧を喰らいながら2連発の垂直落下式DDTで一矢報いる。






乱戦になる中、飛田が隼田にホイールバロードライバーを決めるが自力キックアウトでカウント2.9。
これで決まったら若手に3カウントを獲られる辱めを受けてしまう危機だった。
お返しに隼田が侍ドライバーで飛田をフォールするが全員がリング内に入ってきてカイザーがカット。
どさくさに紛れて天神が隼田にスターネスダストα。
最後は天神がビクトル膝十字固めでホセの足を破壊してギブアップを奪う。
隼田とホセが狙われる展開に加えてバトラー永岩の裏切りによりチャレンジャーチームは相当のダメージを負ってしまった。
試合後、カイザーはヒール軍がベルトを独占するなら奪うより買収した方が早くて勢力拡大にもなると発言。
バトラー永岩もベルトを獲ってNo.1になったはずなのに正規軍の序列が変わらない不満と、同期全員が正規軍にいるのはストレスを感じ隼田を潰すなら今だと決断したと胸中を告白した。

