Twin Arcadia前哨戦

(105) 2025/02/22 6人タッグマッチ

ついに挑戦者が決まったTwin Arcadia。
チャレンジャーのカイザーと天神、チャンピオンの秦野と西畑に若手を加えた前哨戦。
団体から凱旋帰国以降の華々しい演出通り活躍する西畑に対して、ジェラシーを感じてここまでのし上がってきた天神が前哨戦から地獄へ叩き落そうと目論んでいる。

6人タッグマッチ
Twin Arcadia前哨戦
時間無制限1本勝負

飛田 大成
× カイザー金岩
天神 剛輝
vs北村 玲央
秦野 明夢 ○
西畑 陽馬 

28分1秒
フィッシャーマンドライバー → エビ固め

ヒール軍は早々に秦野を自コーナー側の場外に落とし3対1の状況を作り出す。
救援に入った西畑もストレッチプラムで捕まる。
中盤ではもはやお決まりとなった凶器攻撃で西畑を苦しめる。
この前哨戦では勝敗よりもチャンピオンに深刻なダメージを負わせることを優先すると公言していたカイザーと天神が着々と追い込んでいく。

ライバル関係の西畑と天神がバチバチしたファイトをみせる中、やはり最若手の北村が捕まる。
飛田のホイールバロードライバー、天神のスターネスダストαを連続で被弾して、飛田の対角線のキックが後頭部にヒット。
西畑の救援で何とか北村がタッチするがカイザーの強烈なバックドロップで西畑が後頭部を強打。
立ち上がりフラフラ状態の西畑にアックスボンバーが炸裂して踏み付けながらカウント。
秦野のカットが間に合いカウント2。

倒れている西畑を起こしアルゼンチンで腰を痛めつける。
乱戦になると天神が秦野に毒霧。
ストレッチプラムで西畑の腰に追加ダメージを与えるなどヒール軍がリング上を完全に支配。
チャンピオンチームの劣勢が続く。

25分を経過して、北村がカイザーに捕獲され、天神・飛田がダブルで毒霧。
北村の緑のコスチュームと共に全身が緑色に染まる。

カイザーが秦野をパイルドライバーとアックスボンバーで首へのダメージを与えるが、秦野が気合いで蘇生してフィッシャーマンドライバー。不意を突かれたカイザーが返せずカウント3。

辛くもチャンピオンチームの勝利となったが、秦野が首、西畑が腰を集中的に攻められ、両者共に手で抑えながら退場。挑戦者の決定が遅れた影響でタイトルマッチが近くなり、このダメージの回復が間に合うのか心配だ。

団体対抗&赤髪対決

(106) 2025/02/24 シングルマッチ

両団体赤髪対決。
テクニックの習志野か、パワーの若林か、プロレスデビューが同期の潰し合い。

シングルマッチ
時間無制限1本勝負

× 習志野 圭vs若林 闘次 ○

17分 22秒
ジャンピングパワーボム → エビ固め

団体内の横水と和解して再スタートを切りたい習志野。
気合い十分で若林に向かっていき何度も場外戦が発生。
両者共に譲らず攻守が入れ替わる。

リング上に戻ると習志野が3連続でダイビングギロチンドロップ、昇天・改を叩き込む波状攻撃を仕掛けるがカウント2。
若林はここぞという時に出す筋肉バスターで習志野の首に大ダメージを与えてフォールするがカウント2.9。

習志野が必殺技のバズソーキックを出すがロープに近くもたついた影響でカウント2止まり。
ここで習志野のカードが枯渇し、若林が角度がえぐいバックドロップやブレーンバスター、最後は必殺技のジャンピングパワーボムでカウント3。

同期ながら社会人プロレス団体との格の違いを見せつけるかのような試合内容になった。

団体対抗6人タッグ

(107) 2025/02/26 6人タッグマッチ

Twin Arcadia挑戦者争いに敗れた新井と神崎がアウトドアーズを相手にリスタート。
新人デビューが近いアウトドアーズは上昇の機運が到来している。

6人タッグマッチ
時間無制限1本勝負

高西 京介
神崎 卓斗
○ 新井 聖那
vs横水 健太
庄司 達也 ×
桜塚 漸

26分 35秒
フルネルソンキャメルクラッチ

団体を背負う闘いということで若手の高西と横水がバチバチやり合う。
どちらかと言えば吹っ切れた横水の活きが良く、高西を追い込んでいく。

アウトドアーズはチームワークで体格が劣る点をカバー。
中盤まではアウトドアーズが優勢に試合を進める。

しかし、新井が冷静に庄司に的を絞りパワースラム、タイガースープレックス。
最後はダウンしているところにセントーンからフルネルソンキャメルクラッチでギブアップを奪い勝利した。

Twin Arcadia選手権 秦野・西畑組の初防衛戦

(108) 2025/02/28 タッグマッチ

チャンピオンの西畑・秦野組みは初防衛戦。
西畑の永遠のライバルである天神がヒール軍総帥のカイザーと共に挑戦する。
流血ありの死闘の末に勝ち名乗りを上げるチームはどちらだ!?

タッグマッチ
Twin Arcadia選手権
時間無制限1本勝負

天神 剛輝
○ カイザー金岩
vs西畑 陽馬
秦野 明夢 ×

23分 16秒
アックスボンバー → 踏みつけフォール

前哨戦で秦野が首を、西畑が腰を痛めつけられて傷が癒えぬまま迎えた防衛戦。

場外乱闘で乱戦になる中、天神が秦野を背後から凶器で襲い流血。
さらに追加で傷口をえぐっていく。
西畑もカイザーに血祭りにされてチャンピオンチームが二人ともピンチに陥る。

それでもライバルの天神に負けられない西畑が奮闘。
新必殺技のジャックハマーでカウントを迫りカウント2でカットされると、すかさず以前の必殺技であるクロスアームサンダーファイヤーパワーボム。しかし、相手コーナーに近くカイザーがカウント1でカット。

タッチした秦野が天神を倒しに向かうが交わされてブリザードスープレックス、スモールパッケージホールドと連続でフォールするが秦野が返す。
権利を持たずに介入するカイザーに対して西畑がクロスアームサンダーファイヤーパワーボムとバックブリーカーで好アシストして檄を飛ばすが、秦野は天神から必殺技のスターネスダストαを被弾。

天神がタッチしてカイザーに試合を託す。
カイザーはジャンピングパイルドライバーからアックスボンバー。
踏み付けフォールでカウント3。
そして救援に入った西畑に対して天神がストレートパンチ。西畑はイスの上に倒れ込む。

秦野がピンチに陥る中で西畑の必死のアシストも及ばず一度も防衛できずに陥落してしまったチャンピオンチーム。
西畑のパワーアップと共にチームワークも良くなってきた最中で非常に残念な結果になってしまった。

持ち前のヒール殺法で試合を優位に支配するカイザー金岩と天神 剛輝。
第2代Twin Arcadiaチャンピオンになりカイザーは永岩や新井に対して、天神は西畑に対して言いたい放題煽り、興行を締めたのであった。