Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグ3日目
新設されたタッグチームのチャンピオンベルト「Twin Arcadia」。
初代チャンピオンを決めるリーグ戦も残り1戦。
Aブロックはバトラー永岩・若林 闘次組みが進出決定。
Bブロックは3チームに可能性が残っている。
<大会概要>
- 8チームを4チームずつの2ブロックに分けて総当たり戦。
- 通常の3カウントまたはギブアップルールの30分1本勝負。
- 勝ち点は勝ち:3、引き分け:1。
- 各ブロックの上位1チームが優勝決定戦に進出。
- 同点の場合は直接対決勝利チーム、引き分けの場合は決定戦を実施。


(065) 2024/12/21 タッグマッチ Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグAブロック
すでに敗退が決まってしまった同士の戦いになるが負けない気持ちは変わらない。
両チーム入場して神崎が桜塚をじっと見つめながら接近。どちらも手は出さないが全く瞬きをせずに視線を外さない一触即発の雰囲気に。

タッグマッチ
Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグAブロック
30分1本勝負
横水 健太 × 桜塚 漸 | vs | 新井 聖那 神崎 卓斗 ○ |
23分 24秒
変型サソリ固め
試合時間6分過ぎにレフェリーが走ってきた新井とぶつかるアクシデント発生。
先日も新井とぶつかってチャンスを潰しており、レフェリーがチャンピオンを陥れようとしているのではないかとSNSで話題に。
桜塚は神崎を相手にせずにチャンピオンの新井とマッチアップ。
ブレーンバスターで倒し、馬乗りで殴りながら挑発するが新井は冷静に神崎にタッチ。
神崎が勢いよく突っかかっていくが桜塚は軽くあしらうかのように横水にタッチ。
神崎が場外に落とされると桜塚が追撃に向かうが、神崎が場外の固い床にブレーンバスター。さらに場外カウント中にも関わらず変型サソリ固めで桜塚を挑発する。
試合時間17分を過ぎてアウトドアーズは作戦を変更してターゲットを神崎に絞る。
どうやら桜塚に対する挑発が効いていたようだ。
待っていたかのように桜塚と神崎がバチバチにやり合う展開に。

足取り垂直落下式ブレーンバスターで後頭部をマットに落としてフォールするが、新井が冷静にカット。
4人がリング内で入り乱れた際は権利がない神崎がデスバレーボムを桜塚にやり返す。

23分過ぎ、新井と神崎が横水をダブルでブレーンバスター。
その後、神崎が新井に桜塚をぶつけて、倒れたところを変型サソリ固めで仕留めてギブアップ奪取。
味方を使った(?)頭脳プレーで格上の桜塚から勝利をもぎ取った。

(066) 2024/12/22 タッグマッチ Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグAブロック
既に優勝決定戦進出を決めているバトラー永岩・若林闘次に 青春タッグの飛田・高西が挑戦。
タッグマッチ
Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグAブロック
30分1本勝負
飛田 大成 × 高西 京介 | vs | バトラー永岩 若林 闘次 ○ |
24分 15秒
ジャンピングパワーボム → エビ固め
まだ1勝もできてない青春タッグががむしゃらに攻めようとするが体格差で攻撃が弾かれる場面が多く有効打につながらない。

余裕綽々の若林は高西が大事にしている技でもある垂直落下式DDTを掟破り。

このまま終わるかと思われたが、飛田が奮起。
金的攻撃からのタイチ式外道クラッチであわやの場面を演出する。
21分経過して、永岩が飛田にジャンピングツームストンパイルドライバー。カウント3直前に高西のカットが間に合う。
飛田が高西にタッチするとリング外に出ずに永岩の股間を蹴り上げ、高西が垂直落下式DDT。これで決まれば劇的な勝利だったが自力でカウント2.9で返される。
最後は永岩が高西にハリケーンドライバー。高西が意地で垂直落下式DDTを返すが逃げられて若林にタッチされ、てジャンピングパワーボムを被弾したまま3カウント。
全然歯が立たずに愕然とした思いと1勝もできなかった悔しさがいっぱいの状態でリーグ戦を終えた。


(067) 2024/12/23 タッグマッチ Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグBブロック
新人の北村をリードする隼田だが2回連続でタップアウトしてしまっているので、今回は意地をみせたい。
暫定トップの西畑・秦野組みとしてはここで敗北すれば優勝決定戦への進出が危うくなるので、勝利して次試合を見守りたい状況だ。
タッグマッチ
Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグBブロック
30分1本勝負
隼田 和希 × 北村 玲央 | vs | 西畑 陽馬 秦野 明夢 ○ |
28分 31秒
ジャンピング延髄踵落とし → 片エビ固め
隼田が西畑の迫力たっぷりの攻撃で追い込まれる中、北村が奮起。
カットプレーや西畑の足を狙った関節技で休む時間を作る活躍をみせる。
25分に差し掛かるところで隼田が西畑に侍ドライバー。
秦野が素早く飛び出しカウント1でカット。不用意に飛び出した北村を捕まえてフィッシャーマンドライバー。
秦野と北村に権利が移り、北村が捕まる。
ピンチを察した秦野が決死のダイビングボディアタックを出すが、動いている相手に当てるのは難しく壮大に自爆。
秦野のジャンピング延髄踵落としが北村の後頭部にクリーンヒット。隼田のカットがなんとか間に合いカウント2。
西畑が隼田にブレーンバスターで隼田を排除。隼田がリング中央でフラついてカット不能になっている中で、再度延髄踵落としで3カウント。


(068) 2024/12/24 タッグマッチ Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグBブロック
最後までもつれているBブロック。
天神・カイザー組みの優勝決定戦進出は無くなったがヒール軍の存在感を示したいところ。
庄司・習志野組みが勝利した場合は西畑・秦野組みとサドンデス戦、引き分け以下は西畑・秦野組みが優勝決定戦進出となる。
タッグマッチ
Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグBブロック
30分1本勝負
庄司 達也 × 習志野 圭 | vs | 天神 剛輝 カイザー金岩 ○ |
27分 24秒
ストレッチプラム
連携プレーで対抗するがカイザーと天神のラフ攻撃が止まらない。
イス攻撃や首絞め攻撃に習志野と庄司が苦しめられる。

24分経過したところで庄司が天神にフランケンシュタイナー。最大のチャンスであったがカイザーがカットしてカウント2止まり。直後に天神が庄司に毒霧。視界が遮られる中でカイザーのストレッチプラムも喰らって戦線離脱。
最後は習志野がカイザーのストレッチプラムに捕まりギブアップ。
相手コーナーの目の前で見せ付けるように絞め落とすヒール軍の嫌らしいフィニッシュだった。


クリスマススペシャルマッチ
(069) 2024/12/25 4WAYマッチ(勝ち残り) クリスマススペシャルマッチ
※ゲーム内のコスチュームはクリスマス仕様ではなく、いつも通りのコスチュームです。
クリスマスシーズンに行われる4WAYマッチ。
勝ち残ったレスラーがファンから受け付けたプレゼントを独占できる副賞があり、 毎回普段とは違う思わぬ結果になりがちなスペシャルマッチ。
4WAYマッチ(勝ち残り)
クリスマススペシャルマッチ
時間無制限1本勝負
神崎 卓斗 西畑 陽馬 | vs | 横水 健太 飛田 大成 ○ |
20分 32秒
タイチ式外道クラッチ
プレゼントを狙った駆け引きで敵と味方がひっきりなしに入れ替わる4WAYマッチ。

飛田と神崎がやり合い、飛田がムーンサルトアタックからダイビングギロチンにつなげる飛び技2連発をみせる。
西畑が先に排除するため後輩でありながら若手一番の活躍をみせている神崎に攻撃を集中。トップロープからの高さがあるブレーンバスターからクロスアームサンダーファイヤーパワーボムを炸裂させて大ダメージを与える。

しかし、神崎も黙っていない。掟破りのクロスアームサンダーファイヤーパワーボムを出しカウント3。西畑が脱落。
精神的にも西畑を追い込む。
タッグリーグの優勝決定戦前に調子を上げたかった西畑が、また神崎に実力の差を見せつけられてしまう。

一番の強敵である西畑を排除して絶対有利になった神崎は横水にスナイパークロス・フェイス。2対1に持ち込みたい飛田が救援に向かうが間に合わずギブアップで横水が脱落。
飛田が場外乱闘でイスや竹刀を取り出すがあまりダメージが与えられず、神崎が逆襲の場外デスバレーボム。運悪く自分が使っていた竹刀の上に落とされて飛田が悶絶する。

20分経過する頃、飛田がイスを振り回すが神崎がうまく回避。
飛田がコーナーに追い込み胸に連続チョップ。神崎が倒れると必殺技のダブルローテーションムーンサルトプレス。カウント2。
すかさず神崎に金的攻撃を喰らわし、外道クラッチでカウント3。

飛田が並々ならぬ執念で副賞のファンからのプレゼント独占を獲得。

中休みのシングルマッチその3
(070) 2024/12/26 シングルマッチ
Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグの優勝決定戦進出が決まった若林・バトラー組み。
秦野・西畑組みとの決戦前にタッグパートナー同士の対戦カードが組まれた。
トレーニング的な試合だと思われたがヒートアップして壮絶な力のぶつかり合いに発展する。
(対戦カードのアイデアありがとうございました)
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
× 若林 闘次 | vs | バトラー永岩 ○ |
23分 57秒
ハリケーンドライバー → 片エビ固め
Aブロックを全勝でリーグ戦を突破した若林と永岩。
優勝決定戦に向けてパートナーを力量を測る試合を想像していたが全くそんなことはなく、パワーとパワーのぶつかり合いに発展。
永岩が放ったドロップキックは若林をリング中央からコーナー前まで、投げっぱなしジャーマンは場外まで吹っ飛ぶ規格外の光景に会場のファンから驚きの歓声が響く。


試合時間13分にも関わらず、永岩がハリケーンドライバーやSkull Endで試合を決めにかかるが、若林もハイフライフローを連発、ジャンピングパワーボムでやり返す。
その後も、大技連発の肉弾戦が続き両者フラフラ状態。
場外でふらついている若林に対して、永岩がコーナーポストからダイナミックなミサイルキック。
場内に戻し永岩が何度目かわからないハリケーンドライバーでカウント3。
優勝決定戦までに体力が戻るのか不安になるくらい両者共に全力を尽くす闘いだった。

Twin Arcadiaの初代チャンピオンが決まる
(071) 2024/12/27 タッグマッチ Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグ優勝決定戦
持ち前のパワーでAブロックを全勝で終え、直前のシングルマッチで闘い互いを知り認め合った若林・バトラー組み。
西畑の「柔」と秦野の「斬」が試合を通して混じり合い、良い化学反応によりコンビネーションを向上させながら大混戦のBブロックをトップで通過した西畑・秦野組み。
後輩の神崎に2戦連続でやられてしまい精神的に追い込まれている西畑、エキシビジョン的な試合で激闘してしまった疲れが不安視される若林と永岩と、両軍共に何かしら不安があるこの試合でタッグベルト初代チャンピオンがついに決定する。
タッグマッチ
Twin Arcadia初代チャンピオン決定リーグ優勝決定戦
時間無制限1本勝負
若林 闘次 × バトラー永岩 | vs | 西畑 陽馬 ○ 秦野 明夢 |
23分 57秒
クロスアームサンダーファイヤーパワーボム → エビ固め
西畑 陽馬 ・ 秦野 明夢 組みがTwin Arcadia初代チャンピオンに
序盤は秦野が捕まりやや若林・バトラー組みが有利な状況だが、西畑・秦野は乱戦になったところで連携してコツコツとダメージを与える。
19分過ぎ、西畑が若林を走らせ疲労したところにアルゼンチンバックブリーカー。
永岩が慌てて飛び出しカット。妨害に来た秦野にSkull End。
西畑が自コーナーに若林を連れて秦野にタッチ、クロスアームサンダーファイヤーパワーボムで追い込むが、すぐ立ち上がり若林がローリングチョップ。指を突き立て挑発するとジャイアントスイング。

権利がない永岩と西畑も参戦して両軍やり合うが、西畑が永岩を捕まえている間に秦野が若林をフィッシャーマンドライバーでマットに突き刺す。カウント2.9。

若林がジャンピングパワーボムを狙うが秦野が堪えて返すが、怯まない若林がフライングラリアットを放ち雄叫びを挙げ両軍タッチ。
最後は西畑が重い永岩を持ち上げてクロスアームサンダーファイヤーパワーボム。若林の救援が間に合わずカウント3。
かつて対角線に立つことが多かった秦野と西畑。
西畑の良さを理解し、タッグパートナーに指名した秦野の目は間違いではなかった。
試合毎にレベルアップしていく連携プレーも見事で初代チャンピオンにふさわしいタッグチームに成長した。

試合後、先日発表した通り西畑はアメリカへの武者修行に向けて出発。
より強くなった姿が楽しみだ。
