【試合】(178 – 181)2025年6月シリーズ（４）

天神を退いた高西が海成へのリベンジを狙う。
海成としては高西に負けないことも重要だが、神崎に喰らい付きたい。

タッグマッチ
30分１本勝負

○　高西　京介 神崎　卓斗

ｖｓ

海成 習志野　圭　×

26分 12秒
ダイビングボディプレス → 片エビ固め

試合レポート：road not

先発は高西と海成、高西が勢い余ってレフェリーに激突するハプニングも終始優勢で神崎にタッチ。
代わった神崎だったが体が温まっていないのか海成から蹴りの連打、海成からタッチを受けた習志野からも立て続けに攻撃を食らってしまう。
５分過ぎ、海成が高西の腕を攻めれば高西もエルボードロップで反撃。
高西からタッチを受けた神崎が出てくるが、海成にブレーンバスターで投げられすぐに高西へタッチ。
８分過ぎ、習志野が高西に足交差式飛びつき前方回転エビ固めもカウントは１。

１０分過ぎ、ようやく調子が上がってきた神崎が海成にフィッシャーマンバスターでダメージを与える。
１３分過ぎ、場外で高西が海成にDDTを決めれば、海成もボディスラムで叩きつける。
習志野のブレーンバスターを耐えて逆に投げようとする神崎に海成が踵落としを決めるチームワークも見られた。
１５分過ぎ、海成が必殺技の前転式飛びつき腕ひしぎ逆十字を神崎に決めるが高西がカット。
習志野が神崎に必殺技のバズソーキックを炸裂させるが神崎はカウント２.９で何とか返す。

１８分過ぎ、高西が習志野にスタナーを決めるとすかさず海成が高西にシャイニングウィザード。
高西が海成にダイビングボディプレスを投下もロープブレイク。
２２分過ぎ、海成が神崎に逆エビ固めも高西、神崎から立て続けにドロップキックを食らいグロッキー。
諦めない海成は逆落としから前転式飛びつき腕ひしぎ逆十字を神崎に決めるも惜しくもロープブレイク。
２６分過ぎ、高西が習志野を寝かせると背中にダイビングボディプレスを投下し３カウント！

格上の習志野から３カウントを奪った高西は来月に若手のリーグ戦開催を要求。
そこで海成と決着をつける宣言。
海成も参加を宣言するとともに全勝優勝を誓った。

金網に囲まれたリングで行うPNDヘビー級タイトルマッチに向けた挑戦者決めの１戦目。
この試合の勝者が若林との決定戦に臨む。
西畑と秦野はタッグチームのパートナーでお互い手の内を知っている仲だが、ベルトを狙うためには倒さなくてはいけない相手だ。

シングルマッチ（金網マッチ）
時間無制限１本勝負

○　西畑　陽馬

ｖｓ

秦野　明夢　×

22分 11秒
スモールパッケージホールド

試合レポート：road not

ゴングが鳴ると秦野がボディスラム、水面蹴り、バックドロップと立て続けに決めて先制。
西畑も強烈な逆水平、ボディスラムと返す。
西畑がパイルドライバーで秦野をリングに突き刺すも秦野はブレーンバスターでやり返す。
５分過ぎ、秦野がダイビングギロチンドロップを投下、西畑はブレーンバスターで反撃を狙うが２連続で逆に投げられてしまう。
７分過ぎ、秦野がコブラクラッチスープレックスからゼロ戦キックを決める。
苦しい展開が続く西畑は得意のクロスアームサンダーファイヤーパワーボムを決めるがカウント２。
秦野が西畑をコブラクラッチスープレックスでコーナーマットにぶつける荒技で逆襲、西畑は何とかカウント２.９で返す。

１１分過ぎ、西畑が開脚跳びスプラッシュを発射するが秦野がロープブレイク。
秦野がゼロ戦キックを決めれば西畑もトリプルブレーンバスター２連発。
１６分過ぎ、西畑は気合を入れるとブロックバスターからドラゴンスープレックスも秦野の足がロープに届く。
秦野がコブラクラッチスープレックスを決めれば西畑もクロスアームサンダーファイヤーパワーボムで返す。

２０分過ぎ、西畑がブレーンバスターを決めると両者ダウン。
両者同時に起き上がると秦野が西畑を金網に激突させる。
２２分過ぎ、秦野がフィッシャーマンドライバーを狙うが西畑が丸め込んで３カウント。

タッグパートナー同士の１戦は丸め込みに弱い西畑が秦野を丸め込んで勝利。
PNDヘビー級への挑戦に燃えていた秦野だったが思いは西畑に託した。
西畑は次戦の若林戦の勝利、その先の永岩からのベルト奪取を改めて誓った。

一度流れたタイマンマッチの仕切り直し。
ネクドリ正規軍の大将である新井とアウトドアーズ代表の桜塚による頂上決戦。

シングルマッチ
時間無制限１本勝負

○　新井　聖那

ｖｓ

桜塚　漸　×

19分 13秒
フルネルソンキャメルクラッチ

試合レポート：road not

試合開始直後、新井が桜塚の顔面を張る。
面食らった桜塚に新井は足４の字固め、桜塚のブレーンバスターも耐えて逆にブレーンバスターを決める。
桜塚は大外刈りやパンチで反撃も新井にはあまり効いていないようだ。
ならばと桜塚は新井をロープに振り、カウンターで捻り式スパインバスターを決めて反撃。
５分過ぎ、新井はショートレンジラリアットからダイビングボディプレスを２連発。
桜塚は新井をコーナーに振ってナックルアローの連打から今度こそブレーンバスターを決めた。

８分過ぎ、桜塚は得意のメキシカンカッターを決めるがカウント２。
新井がギロチンカッターを繰り出すも桜塚が足取り垂直落下式ブレーンバスター、しかしこれもカウント２。
起き上がった新井がショートレンジラリアットから得意のフルネルソンキャメルクラッチ。
１０分過ぎ、新井がチンクラッシャーから桜塚を挑発し再びフルネルソンキャメルクラッチ、桜塚は何とかエスケープ。
タイツ引きパイルドライバーを決めた桜塚に対して新井がタイガースープレックス、桜塚の足がロープに届く。

１２分過ぎ、打撃の応酬から気合を入れてラリアットを決めた桜塚だったが後が続かずタイガードライバーを食らってしまう。
カウント２で返しメキシカンカッターを決めたがダメージからかフォールにいけない。
新井が必殺技のエセックス・デストロイヤーを決めるが桜塚は根性で立ち上がる。
新井は２発目のエセックス・デストロイヤーで勝負を決めにいくがまたもすぐに立ち上がった桜塚が足取り垂直落下式ブレーンバスター！しかしカウントは２。

１７分過ぎ、桜塚は強烈なボディブローを決め、新井をブレーンバスターで場外に落としてからスワンダイブプランチャを敢行。
しかし場外で新井にボコボコにされた桜塚は何とかリングに戻るも新井がフルネルソンキャメルクラッチで捕らえる。
動けなくなった桜塚を見てレフェリーが試合を止めた。

ネクドリ正規軍の大将である新井とアウトドアーズ代表の桜塚による頂上決戦だったが結果は新井の完勝に終わり、新井はアウトドアーズとは格が違うと発言しヒール・アウトドアーズ連合を纏めて捻り潰すと宣言。
桜塚はギブアップはしていないとレフェリーに突っかかることしか出来なかった。

前哨戦はチャレンジャーの庄司・カイザー組みが優勢。
特に抜擢された庄司のヒールターンと、その後の活躍が目を引く。

一方のチャンピオンチームはホセ・隼田共に満身創痍。
腰を重点的に攻められてダメージが残り、ホセはマスクを失い動きに精彩を欠き大ピンチだ。

タッグマッチ
時間無制限１本勝負
PNDタッグ選手権

○　庄司　達也 カイザー金岩

ｖｓ

ホセ・ロドリゲス　× 隼田　和希

32分 31秒
スリーパーホールド
庄司・カイザー組みが第４代PNDタッグチャンピオンに

試合レポート：road not

庄司とホセのマッチアップから試合スタート、互いに譲らぬ攻防で両者タッチ。
カイザーが隼田にアトミックドロップを決めると痛めている腰に響くのか隼田が顔を歪める。
カイザーからタッチを受けた庄司はＷ．ドロップキック、関節技で攻めていく。
隼田はファルコンアローでなんとか反撃しホセにタッチ。
怒りに燃えるホセがカイザーを攻めるがカイザーが閂スープレックスでホセをコーナーにぶん投げる。
負けていられないホセはレッグロック、トライアングルランサーと返す。

１０分過ぎ、庄司が隼田にスプレッドレッグムーンサルト、カウントは２。
隼田がジャンピングエルボー２連発から低空抱え式バックドロップを決めるもやはり腰が痛むのか庄司の方が先に立ち上がる。
代わったホセは隼田とサンドイッチ延髄斬りから背面落下式フェイスバスターを決める。
１３分過ぎ、ホセがカイザーにコーナー逆さ吊りフットスタンプ。
カイザーが腕ひしぎ逆十字固めをホセに決めるが助けに来た隼田が意趣返しからかカイザーの腰にエルボー。
カイザーは隼田に閂スープレックス、隼田もクロスアームスープレックスで返すがこれはロープブレイク。
スクラップバスターで隼田の腰にダメージを与えるカイザーだったがバックの取り合いから隼田が低空抱え式バックドロップ。

１７分過ぎ、ハワイアンスマッシャーを狙った庄司をホセが丸め込むがカイザーがカット。
庄司とカイザーのサンドイッチラリアットが隼田に決まるとカイザーにトライアングルランサーを狙ったホセを庄司がソバットでカット。
庄司は顔面砕きブレーンバスターでホセを叩きつけるとＡＤＡＭＡＳを投下、カウント２.９でホセが何とか返す。
１９分過ぎ、ホセがロープにバウンドさせてからのパワーボムから隼田がファルコンアローをカイザーに決める。
カイザーがストレッチプラムで隼田を捕らえるがホセがカット。
カイザーは隼田にアトミックドロップから腰へのストンピング連打で更に腰を痛めつける。
隼田は代わった庄司を場外に出して休憩を図るもカイザーがさせない上に庄司はすぐにリングへと戻ってくる。
隼田がローリング袈裟斬りチョップから気合を入れてクロスアームスープレックス！庄司はカウント２.９で返す。
２３分過ぎ、カイザーと庄司が岩石喉輪落とし。ホセにタッチした隼田だったがカイザーの必殺技ぶっこ抜きバックドロップで大ダメージ。
ホセがカイザーに後転バックフリップ、ローリングソバットラッシュと決めるもカイザーは旋回式アームスラムで反撃。

２５分過ぎ、カイザーのアックスボンバーがホセに決まるもホセはすぐに起き上がる。
カイザーは庄司にタッチからサンドイッチラリアットを決めると庄司がホセを煽ってからフランケンシュタイナーも隼田がカット。
カットに入った隼田をカイザーがぶっこ抜きバックドロップで黙らせると庄司がホセにＰＫ。
何とかホセが隼田にタッチすると隼田がスピアーからドラゴンスリーパーで捕らえるが庄司はロープブレイク。
隼田のエルボーで庄司が崩れ落ちると隼田が雄たけびを上げバックを取るが庄司がリバースチンクラッシャーでカウンター。
２９分過ぎ、カイザーが隼田にアックスボンバーを決めるがホセのカットが間に合う。
カイザーがこの試合３発目のぶっこ抜きバックドロップを決めるが隼田は立ち上がってくる。
代わったホセがカイザーにスーパーラナを決めるがカイザーは自力でキックアウト。
ならばとホセが２発目のスーパーラナも今度は庄司のカットが間に合う。
ホセは代わった庄司にもスーパーラナを決めるがカイザーがカット。
隼田が庄司にクロスアームスープレックスを決めてアシストもスーパーラナ連発の疲れからかホセがカイザーに激突。
その隙を逃さなかった庄司がホセをスリーパーホールドで捕獲、グッタリとしたホセを見てレフェリーが試合を止めた。

庄司は初のベルト戴冠となり、マイクでホセを煽るとホセのマスクを投げ捨ててしまう。
マスクを取り返したホセだがその腰にベルトはない。
ヒール・アウトドアーズ連合軍のベルト独占の状況をネクドリ正規軍は打破できるか。