ヤングドリームリーグ2025 1日目
(182) 2025/07/20 シングルマッチ
若手によるシングルリーグ戦「ヤングドリームリーグ2025」が開幕。
連合を組んでいるが団体が異なるネクドリヒール軍の飛田とアウトドアーズの海成のシングル対戦は初めて。
飛田がラフ攻撃を織り交ぜ新人の海成から楽勝でポイントを稼ぐつもりだ。
シングルマッチ
20分1本勝負
ヤングドリームリーグ2025
× 飛田 大成 | vs | 海成 ○ |
16分 43秒
逆さ押さえ込み
試合レポート:road not





ゴングが鳴ると飛田がスピードで海成を翻弄。
海成が腕を取れば、飛田も取り返す。
キャリアが上の飛田は余裕を見せたいところだが、海成の腕攻めにペースを握れない。
打撃応酬でも打ち負けた飛田だったがロンダートカンガルーキックで反撃。







5分過ぎ、海成が飛田に逆エビ固め、飛田が返すと海成は飛田をコーナーで踏みつける。
バックの取り合いから海成が一本背負いで飛田を投げると海成が飛び膝蹴りラッシュを決める。
飛田も掌底アッパーから海成の顔面を肘でグリグリ、急所攻撃、毒霧とヒールらしさ全開。
飛田がタイチ式外道クラッチを決めるがカウント2。
海成も得意のドロップキックでようやく反撃。




10分過ぎ、海成がセカンド雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めも飛田はタップしない。
ならばと海成は2度目のセカンド雪崩式ブレーンバスターを敢行。
張り手の打ち合いから海成がローリングエルボーを決めれば飛田もドロップキックを返す。
海成が飛田をロープに振りカウンターのドロップキックもカウント2.9で飛田が返す。
海成は飛び膝蹴りラッシュから逆落とし、飛び膝蹴りラッシュと猛攻。
ランニングネックブリーカードロップも決めた海成だったが疲れたところに飛田がスーパー・キック。



15分過ぎ、雪崩式の技を狙った飛田を海成が落とすと、海成がシャイニングウィザードを決める。
飛田もスーパー・キックを決めるが海成がランニングネックブリーカードロップ。
掌底アッパーからファルコンアローを決めた飛田だったが海成が得意の逆さ押さえ込みで3カウント。
全勝優勝を宣言している海成はキャリアが上の飛田からしてやったりの3カウントで幸先の良いスタート。
飛田は新人の海成に痛い1敗、腰を押さえながら退場していった。油断の代償は小さくなさそうだ。

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(183) 2025/07/21 シングルマッチ
若手によるシングルリーグ戦「ヤングドリームリーグ2025」の開幕2試合目。
キャリアは横水が上だが、過去対戦は北村がノーザンライトスープレックスで仕留めている。
相手がメジャー団体とは言え、横水は先輩として連敗を避けるべく燃えている。
シングルマッチ
20分1本勝負
ヤングドリームリーグ2025
○ 横水 健太 | vs | 北村 玲央 × |
16分 11秒
シャイニングウィザード → 乗っかり式片エビ固め
試合レポート:road not




試合開始直後横水が攻め立てるが北村も飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決める。
北村がエルボーを落としていくが横水もグラウンドヘッドロックで返していく。
北村がドラゴンスクリュー2連発から足掛け前転裏膝十字固めで横水の脚を痛めつけていく。
ブレーンバスターからのチキンウィングフェイスロックを決めた北村は横水との蹴りの応酬もこれは互角。
横水は北村をロープに振りラリアットを狙うが北村は冷静に回避。





5分過ぎ、北村はハーフハッチから足4の字固め、元祖カッターと攻め手を緩めない。
北村に翻弄され続けた横水だったが剃刀ブレーンバスターから馬乗りナックルアローを決めるも脱出した北村が膝突き蹴りからダイビングボディプレス。
ロープに振られた勢いそのままに横水を突き飛ばした北村がもう一度ダイビングボディプレス!
横水はカウント2で返す。
ブレーンバスターで北村を場外に落とした横水は追いかけず呼吸を整える。
戻ってきた北村をグラウンドヘッドロックで苦しめるが北村が得意の逆さ押さえ込み、カウントは2。
止まらない北村はハーフハッチ、延髄ニールキック、ハーフハッチと立て続けに決める。





10分過ぎ、北村はダブルニーバスターから二回転延髄斬り、得意の裏足4の字固めを決めるが横水が耐える。
横水を場外に落とした北村がスワンダイブプランチャを敢行も攻め疲れからか目測を誤り自爆。
横水が剃刀ブレーンバスターで場外の硬いマットに叩きつければ北村もノーザンライトスープレックスを決める。
リングに戻り北村が裏足4の字固めも横水は必死にロープに逃げる。
グラウンドヘッドロックから高速マシンガンキックで北村をダウンさせた横水はスワンダイブボディアタックから屈伸式ダイビングボディプレスを投下も北村がロープブレイク。
得意のデスティーノを決めた横水だったが北村もドロップキックを返す。


15分過ぎ、横水がコンプリートショットから得意のシューティングスタープレスを放つが気合で立ち上がった北村が横水を場外に落とす。
リングに戻った横水が再びコンプリートショットを決めると必殺技のシャイニングウィザード!
北村に返す力は残っておらず、カウント3。
先輩の意地を見せ借りを返した形となった横水だったが試合内容には納得しておらず、早期の再戦を希望。
北村は場外ダイブの失敗を反省、次戦までに修正できるか。

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桜塚が貫録の勝利、連合内の序列逆転を許さず
(184) 2025/07/23 3WAYマッチ
ネクドリ正規軍 vs ネクドリヒール軍・アウトドアーズ連合の抗争中に組まれた3陣営が参戦する3WAY。
1対2の展開になる予感がするが、連合軍内の序列に不信感を持つ天神が密かに桜塚の首を狙っている。
天神から流血させられ敗ける悪いパターンが染みついている神崎だが今回は大丈夫だろうか。
3WAYマッチ(先着式)
時間無制限1本勝負
神崎 卓斗 ○ 桜塚 漸 | vs | 天神 剛輝 × |
17分 42秒
胴絞めフロントネックロック
試合レポート:road not





試合開始直後は3WAYらしく入り乱れての攻防。
天神、神崎がW.ブレーンバスターで桜塚を場外に落とすという普段見られない光景も見られた。
天神が桜塚に得意のビクトル膝十字固めを決めるが神崎がカット。
天神、桜塚のサンドイッチラリアット、桜塚がセントーンと流れるような連携も天神は桜塚に急所蹴り。
動揺する桜塚に天神は凶器攻撃も連合軍のためらいからか桜塚は流血せず。
桜塚も思うところがあったか、神崎とのサンドイッチラリアットからセントーンと天神にやり返す。
神崎が天神にバックドロップを決めると桜塚が天神の顔面を踏みつけてからフォール、カウントは2。





5分過ぎ、天神が神崎に凶器攻撃、神崎が大流血といういつもの光景。
天神は桜塚にも凶器攻撃、神崎の血で凶器が滑ったか桜塚はまたも流血せず。
天神が神崎にブリザードスープレックスを決めるが神崎がロープブレイク。
天神はまたも桜塚に凶器攻撃も桜塚の皮膚が硬いのか流血せず、桜塚はリバースDDTで天神を叩きつける。
天神はもう一度桜塚に凶器を突き刺すが血が流れることはない。
血塗れの神崎が桜塚にエルボーの連打から桜塚の後ろにいた天神に飛びつきカッター。
神崎が天神にフィッシャーマンバスターからコーナーに上がるが桜塚が天神を救出。
天神が神崎にビクトル膝十字固めを決めるが桜塚がカット、すかさず馬乗りナックルアローで神崎の傷口を殴る。
桜塚に対してまたもビクトル膝十字固めを決めた天神だったが桜塚が耐える。
W.ドロップキックを神崎にお見舞いした2人だったが桜塚が天神にディスカッションパンチ。




10分過ぎ、天神が桜塚にハンマーロックDDT、神崎が天神にバックドロップ、桜塚が神崎にドラゴンスクリューと3WAYならではの攻防。
天神は桜塚に急所蹴りを決め、ブリザードスープレックスの体勢も神崎がカット。
ならばと神崎にブリザードスープレックスを決めるが桜塚がカット。
桜塚が神崎にタイツ引きパイルドライバー、天神もハンマーロックDDTを決めると流血の影響もあるのか神崎はフラフラ。
天神が桜塚にビクトル膝十字固めを決めても神崎はカットを空振り。
桜塚の隙をついて神崎が得意の変型サソリ固めも天神がカット。
天神が神崎にビクトル膝十字固めも桜塚が天神を殴ってカット。




15分過ぎ、度重なる天神の攻撃にキレたか桜塚がイスを持ちだすもここは踏みとどまる。
天神は桜塚が置いたイスを拾うと桜塚をイスで攻撃。
桜塚が神崎をブレーンバスターで持ち上げた瞬間にもイスで攻撃し神崎はそのまま落下し大ダメージ。
天神が神崎をロープに振ると怒りの桜塚が天神を神崎に激突させる。
桜塚が胴絞めフロントネックロックで天神を絞め上げるとたまらずタップ。
連合軍であるにもかかわらず散々天神に狙われた桜塚は不信感を募らせながらも今回のことは水に流すと発言。
天神は連合軍は対等ではないと主張。この主張は天神の独断かそれとも……。

西畑がPNDヘビーへの再挑戦が決定するが、若林がヒール軍へ寝返り
(185) 2025/07/24 シングルマッチ
PNDヘビー王者のバトラー永岩に挑戦する権利を賭けた一戦で西畑が秦野を撃破してこの試合に臨む。
同じネクドリ正規軍同士ではあるが同じパワー型レスラーとして力負けするわけにはいかない。
若林はヒール軍から散々勧誘を受け拒否を続けているが、その動向にも注目。
シングルマッチ(金網マッチ)
時間無制限1本勝負
○ 西畑 陽馬 | vs | 若林 闘次 × |
26分 23秒
クロスアームサンダーファイヤーパワーボム → エビ固め
試合レポート:road not



西畑が重たいチョップからブレーンバスターで先制。
お互いの意地が激突する中、若林がパイルドライバーで西畑をリングに突き刺す。
若林が早くも必殺技のジャンピングパワーボムを狙うがこれは西畑がリバース。
西畑をフライングメイヤーで倒した若林がチンロックで攻める。
5分過ぎ、若林がトップ雪崩式ブレーンバスターを決めるが西畑もボディスラムで叩きつけて風車式アルゼンチンバックブリーカーで若林を痛めつける。



若林が西畑をジャイアントスイングでぶん回すが西畑もチョップを叩き込む。
ジャンピングエルボーを西畑に決めた若林はもう一度ジャイアントスイングを敢行。
西畑をダウンさせた若林は得意のハイフライフローを投下、カウントは2。
負けじと西畑もダイビングセントーンからスリーパーホールドで捕獲。
西畑が得意のクロスアームサンダーファイヤーパワーボムで叩きつけるがカウント2。

10分過ぎ、延髄ローリング逆水平で西畑が若林を倒すと得意の開脚跳びスプラッシュを若林の背中に投下してフォールもカウント2.9。
西畑はカウンターでバックフリップを決めるが疲れが見える。
西畑をコーナーで捕まえた若林は筋肉バスターを決めるが西畑がカウント2.9で何とか返す。



トリプルブレーンバスターを決めた西畑だったが若林の垂直落下式ブレーンバスターでマットに突き刺さる。
若林が渾身のフライングラリアットも西畑は回避。
西畑がコブラクラッチバスターで叩きつけると打撃応酬から若林がローリングラリアットで西畑をなぎ倒す。
チャンスと見た若林がハイフライフローも西畑がギリギリで回避。
すかさず西畑がダイビングセントーンを投下するが若林も反撃のパイルドライバー。
若林が必殺技のジャンピングパワーボムを決めるが西畑がカウント2.9で返す。


15分過ぎ、西畑がランニング・バックドロップで若林を叩きつけるもジャンピングパワーボムのダメージが深い。
若林が気合を入れるが西畑が足を引いて倒して両者ダウン。
西畑がランニングネックブリーカードロップからトリプルブレーンバスターでダメージを与えるが若林の掌底アッパーでダウン。



若林が元祖バックドロップからチンロックも西畑は耐える。
若林が延髄ラリアットを決めれば西畑もブレーンバスターを返す。
若林が元祖カッター、延髄ラリアットと決めると中指を立てて西畑を挑発。



20分過ぎ、西畑が開脚跳びスプラッシュを決めるが若林がロープブレイク。
若林もハイフライフローを決めるが西畑は肩を上げる。
西畑がワンハンドバックブリーカーを決めれば若林もニークラッシャーを返す。
若林が元祖カッターを決めると両者ダウン、先に立ち上がった西畑が開脚跳びスプラッシュ、完璧に決まったように見えたが若林はギリギリで返す。
カウンターのバックフリップで若林を倒した西畑がバッファロースリーパーで捕らえるが若林の手がロープに届く。
西畑がハーフハッチで投げれば若林もボディスラムから元祖バックドロップを決める。
25分過ぎ、ジャストフェイスロックで若林が西畑を捕らえるが西畑は執念のロープブレイク。
西畑が渾身のクロスアームサンダーファイヤーパワーボムで叩きつけるとカウント3。
両者が立ち上がれない程の激闘を制したのは西畑だった。


2人は握手で健闘をたたえあうが突如若林がジャンピングパワーボムからのバックドロップで西畑をノックアウト。
会場がざわつく中で若林は更なる強さを求めて正規軍を抜けると宣言。
裏切られた西畑だったが永岩の持つPNDヘビー級への挑戦が決定。
永岩へのリベンジを力強く宣言するもその目は若林への怒りに燃えていた。

