海成が初勝利
(145) 2025/04/26 シングルマッチ
まだネクサスドリーマーズのリングで勝利をあげていない海成が、ネクサスドリーマーズの若手 高西とシングルマッチで対決。 諦めないガッツが持ち味の高西に対して、海成がどれだけ根性を見せられるか、そして初勝利を手にすることができるのか注目。
シングルマッチ
時間無制限1本勝負
○ 海成 | vs | 高西 京介 × |
21分 40秒
スクールボーイ









柔道ベースで腕攻めの海成と、じっくりプロレス的な打撃と関節技で攻める高西。
途中はお互いのグラウンドのレスリング技術を競い合うかのようなバックの取り合いが長い時間続いた。





中盤を過ぎて高西がフライングボディプレス、海成がドロップキックと得意技を出し始めるが、高西が必殺技の垂直落下式DDTを炸裂させるが負けず嫌いな海成がカウント2.9で返す。
その後、高西が垂直落下式DDTを出すが決定打にならない。
決め手となる大技が無い海成は現時点でやれる技を駆使して高西に喰らい付く。






決めることができない高西は若干の焦りの色が見え始め、海成はスタミナ切れで動きが鈍り、両者共に気力で闘う状況に。
海成が渾身の膝蹴り、高西が垂直落下式DDT、海成が腕ひしぎと、負けん気とガッツがぶつかり合う。
最後は海成が後ろからスクールボーイで丸め込みカウント3。
アウトドアーズの新人の海成がネクサスドリーマーズのリングで初勝利。
ライバル団体、そしてキャリアが上の高西にとっては手痛い敗戦となった。
サバイバルバトルロイヤルは習志野が制し、秦野とのシングル対決が決定
(146) 2025/04/27 8人バトルロイヤル(オーバー・ザ・トップロープ)
特殊なルールと言えるオーバー・ザ・トップロープルールによる8人バトルロイヤル。 新春バトルロイヤル2025の予選を勝ち上がったのは横水、神崎、秦野、桜塚が揃い、優勝したのは桜塚。 この4人が今回も勝ち残るのか!?
8人バトルロイヤル(オーバー・ザ・トップロープ)
時間無制限1本勝負
横水 健太 ○ 習志野 圭 神崎 卓斗 北村 玲央 | vs | 秦野 明夢 庄司 達也 桜塚 漸 若林 闘次 |
19分 14秒
アナコンダ・バイス






桜塚が北村を、若林が横水と庄司を落とす。
若林は神崎を追って場外に行きオーバー・ザ・トップロープにならない安全圏で長い時間闘う。
そんなことをしている間に、習志野が同門の桜塚を落とす。
若林と神崎が競り合う中、神崎が落とされかけて耐え、逆に若林を落とす。




残ったのは神崎、習志野、秦野の3人。
長い時間やり合っていた習志野と秦野に神崎が割り込むが、勝負を邪魔されたくない習志野が神崎を落として残り2名。
倒れていた秦野をアナコンダ・バイスで絞め上げてギブアップを奪い勝ち残り。
試合後、習志野が秦野にシングル対決を要求。
どちらもキックを得意とするレスラーだが意外にもシングル対決はない。
きっと緊張感漂うヒリヒリした闘いになるだろう。

正規軍がバトラー永岩討伐へ動き出す
(147) 2025/04/28 タッグマッチ
PNDヘビー級王座のバトラー永岩が衝撃のヒールターン。
巻き返しを狙う正規軍はPNDタッグベルトはホセと隼田に任せて、バトラー永岩の討伐は西畑と新井が担当する。
激化してきた正規軍とヒール軍の争いの緒戦が始まる。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
○ 西畑 陽馬 新井 聖那 | vs | 飛田 大成 × バトラー永岩 |
20分 41秒
クロスアームサンダーファイヤーパワーボム → エビ固め


正規軍の新井と西畑は初タッグ。
上を目指す西畑にとって新井はいつか倒すべき相手ではあり今回初タッグなのでコンビネーションが心配されたが、息の合ったサンドイッチのキックを披露するなど問題は無さそうだ。





永岩がドロップキックを西畑に放つと西畑が場外に転落。
体重が乗ったドロップキックで必殺技級の非常に危険なキックだ。
14分過ぎ、新井がリング下から竹刀を取り出す。新井が凶器を取り出すのは珍しく裏切りに怒りを抑えきれないようだ。
そして、それに応じるかのように永岩も竹刀を持ちチャンバラ合戦に。
この勝負は新井が勝ち、永岩の脳天に竹刀を撃ち抜く。
ヒール軍に負けないラフ攻撃を受けて永岩も激怒。
試合終盤にも関わらず新井の顔面を踏み付け「かかって来いよ」と何度も挑発する。

見かねた西畑がカット。
そして最後は飛田をクロスアームサンダーファイヤーパワーボムでマットに叩き付けてカウント3。




3カウントのゴングが鳴る中、新井と永岩がやり合い、永岩がキックで新井を倒す。
試合は正規軍が1本先取したが、新井と永岩のボルテージが増える結果になった。

PNDタッグ選手権 隼田・ホセ組みがベルト戴冠
(148) 2025/04/29 タッグマッチ
チャンピオンのカイザー金岩が挑戦者に指名した隼田と隼田がパートナーに選んだホセがタッグベルト奪還を狙う。
試合は余裕を残して撃退したものの、イスの上に侍ドライバーを決められて内心怒っているカイザーが隼田にどんな仕返しをするのか、手を尽くしたがカイザーを越えられない隼田がさらに上を狙う一手があるのか。
2025年4月シリーズを締めくくる激闘必至のタイトルマッチ。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
PNDタッグ選手権
○ ホセ・ロドリゲス 隼田 和希 | vs | 天神 剛輝 × カイザー金岩 |
28分 3秒
スーパーラナ → エビ固め
ホセ・隼田組みが第3代PNDタッグチャンピオンに






カイザー、天神共にラフ攻撃でチャレンジャーチームを攻める。
ホセはカイザーのヘッドバットで早々に流血。
さらに天神が凶器で追い打ちで頭部を攻撃してマット上はホセの血で染まっていく。






中盤になっても流血しているホセが狙われる。
天神のスターネスダストαを被弾して隼田がカットに入れない状況になり、万事休すだったが自力でカウント2で返す。
ホセのピンチに頑張りたい隼田だが重要なところでカイザーから金的を喰らい思うように動けない。
天神からは掟破りの侍ドライバー’84をやられてしまい精神的ダメージを負ってしまうが、クロスアームスープレックスで反撃。




ホセが天神をトライアングルランサーで捉え、振り解いたところにスーパーラナでカウント3。
天神は肩を上げたとアピールするが覆らず、新チャンピオンが誕生した。
試合としてはホセが猛攻に耐えて自分でカウント3を奪取した形になりタッグの完成度としては疑問が残るチームだが、隼田はそんなことは全く気にしておらず喜びいっぱいにベルトを観客に掲げるのだった。
