海成がアルカディア初登場
(121) 2025/03/20 タッグマッチ
プロレスリングアウトドアーズの新人「海成」がアルカディアのリングに初登場。
横水と組み、アルカディアの若手と対戦。
タッグマッチ
時間無制限1本勝負
× 海成 横水 健太 | vs | 北村 玲央 高西 京介 ○ |
30分 47秒
飛びつき前方回転エビ固め





海成はこの4人の中では一番体が大きく打撃の威力もある。
柔道経験がありどうやら腕攻めを得意としているようで、足攻めの北村とのせめぎ合う。
団体で面倒を見ている横水とのコンビネーションも良好でアルカディアの若手チームを攻めるが、やはり経験の差で海成が捕まり北村から二回転延髄斬りを被弾。
位置も良く試合が終わるかと思われたが海成が肩を上げる。


ここで終わらないのが海成。
強心臓っぷりを発揮して磨きをかけている飛びつき腕ひしぎ逆十字で北村を捉える。
北村の腕が伸び切りピンチを迎えるが高西がカット。


先輩達も負けていない。
横水のジャンピングニーが高西の後頭部を撃ち抜くと、高西も腕を大きく開いたダイビングボディプレス。




22分過ぎ。海成が電光石火の丸め込み。
横水が高西の救援をブロックしたが、惜しくもカウント2.9。
高西が垂直落下式DDTで横水に大ダメージを与えると、ターゲットはやはり海成へ。
最後は高西が海成を丸め込みカウント3。
横水がカットに入るが北村の妨害もあり、ギリギリ間に合わなかった。
アルカディアネクストジェネレーションリーグ 4日目
(122) 2025/03/21 シングルマッチ
2戦連続で勝利を逃している天神。
優勝のためにはもう落とせない状況だ。
レフェリーに対するフラストレーションが溜まり、行き場がないイライラを抱える天神がどんな闘いをするのか注目。
そんな天神だからこそ庄司が付け入る隙があるかもしれない。
シングルマッチ
アルカディアネクストジェネレーションリーグ25
20分1本勝負
○ 庄司 達也 | vs | 天神 剛輝 × |
17分 13秒
スリーパーホールド




もう後がない天神がラフファイトを展開するが、レフェリーチェックが厳しく流血に至らない。
イライラしながら天神が一気にスパート。
ファイヤーバードスプラッシュ、スターネスダストαを叩き込むが庄司はカウント2で返す。






天神は場外からイスを持ち込むがレフェリーに静止され使えない。
フラストレーションが溜まる中、庄司が反撃。
トップロープから膝を当てると最近磨きをかけているスリーパーホールドで天神を捕獲。
天神が強引にスターネスダストαを出すが勝負が決まらず、庄司がADAMAS、再度スリーパーホールドで天神がギブアップ。
実力で天神が有利とみられていたこの試合だが、2日目からリズムを崩した影響を引きずりまさかの取りこぼし。
タッグチャンピオンとして絶好調だった天神が思わぬ落とし穴で優勝を逃してしまった。
庄司は貴重な1勝。
同年代の神崎の活躍が目立っているが負けていない姿をみせることができたのではないだろうか。
(123) 2025/03/22 シングルマッチ
キャリアは一番だが不調で優勝を逃してしまった若林は意地をみせたい。
一方で僅かに可能性を残す習志野としては落とせない一戦。
シングルマッチ
アルカディアネクストジェネレーションリーグ25
20分1本勝負
× 若林 闘次 | vs | 習志野 圭 ○ |
19分 8秒
アナコンダ・バイス






前半は若林はパワー、習志野はテクニックで攻める一進一退の状況が続く。


戦場を場外に移し若林がラッシュ。
急角度のバックドロップ、続けて首を掴んだ状態で回転するスイングスリーパー。
雑に投げ捨てられた習志野は鉄柵に激突する。






リング内に戻ると場外でダメージを負ってしまった習志野が反撃。
鋭いキックと昇天・改、ダイビングギロチンドロップ。
パワーボムを狙われるが冷静に対処して回避。
場外に落ちた若林に目掛けてトペ・スイシーダ。
しかし若林はこのチャンスを待っていた。
習志野を掴むと場外の固いマットにパワーボムで叩き付ける。



残り1分。
若林が勝負を決めるジャンピングパワーボムを狙うが、また習志野が冷静に回避。
倒れた若林にアナコンダ・バイスで首を絞め上げギブアップを奪う。
若林のパワーボム対策で何度も交わした習志野が当リーグの優勝争いに首一枚残る結果になった。
(124) 2025/03/23 シングルマッチ

西畑がアメリカ遠征を決意した試合になった神崎とのシングルマッチ。
約3ヶ月経過して再度対決。
新しい必殺技のジャックハマーを「サンセットデストロイヤー」と命名し、勢いに乗る西畑が神崎をマットに叩き付けて3カウントを狙う。
シングルマッチ
アルカディアネクストジェネレーションリーグ25
20分1本勝負
× 神崎 卓斗 | vs | 西畑 陽馬 ○ |
18分 19秒
サンセットデストロイヤー



序盤は静かな立ち上がり。
お互いに投げと関節技でダメージを与えていくが5分過ぎに神崎が突如必殺技のデスバレーボムを放つ。
思わぬ被弾でも落ち着いた様子の西畑はバックドロップやセントーン等で着実にダメージを与えていく。





試合中盤、西畑がバッファロースリーパーで絞め上げると神崎はスナイパークロス・フェイス。
神崎がスワンダイブ式のエルボーを出せば、西畑はドラゴンスープレックス、と一進一退の攻防。
15分過ぎに神崎が2発目となるデスバレーボムを放つがロープに近く、リング中央に移動させてフォールが遅れてカウント2。


西畑がポスト上に神崎を乗せて大技を狙うが神崎がエルボーで迎撃。
すかさず反転してムーンサルトプレス。
かなり良い位置で勝負が決まるかと思われたが西畑はカウント2で肩を上げる。



試合終盤、落ち着いた試合運びをしていた西畑がスパート。
神崎を場外に落とすとエルボースイシーダ。
リング上に戻ってきたところにサンセットデストロイヤーでマットに叩き付けカウント3。
勝ち点7のトップ同士の争いは西畑が勝利し、優勝争いから一歩抜け出した。
試合後、神崎の成長のおかげで渡米を決心し、新しい武器を手に入れて帰ってくることができた感謝の気持ちを表すかのように神崎の健闘を称える。
優勝争いを考えると絶対に負けられない一戦を落としてしまった神崎は悔しい素振りを見せたが、握手で応える。
両者共に観客に対して腕を挙げてリングを去って行った。
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